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山口知事のさー行こう!!
第75回 【嬉野市】ナカシマファーム  (令和2年 1月21日 (火曜日) )

 地域でがんばっている皆さんを訪問する広聴事業『山口知事のさー行こう!!』 75番目の訪問先は、嬉野市のナカシマファームです。

 ※訪問の模様は、県内のケーブルテレビ局で放送するほか、外部動画サイト(YouTube)でもご覧いただけます。
 ※クリックすると、外部動画サイト(YouTube)へ接続します。



ナカシマファームの牛舎の様子。

ナカシマファームの牛舎を拝見しました。

ナカシマファームのチーズ工房を拝見しました。

ナカシマファームのチーズ販売所でチーズの試食を兼ねた意見交換を行いました。

ナカシマファームの関係者の皆さんと一緒に

 今回は、嬉野市にあるナカシマファームを訪問し、牛舎やチーズ工房の見学、関係者の皆さんと意見交換を行いました。

 ナカシマファームでは酪農を中心に、米・麦・大豆・飼料稲の栽培や、チーズの製造を行っています。チーズ製造時の副産物で通常は廃棄される「ホエイ」を使ったブラウンチーズを日本で初めて製品化し、Japan Cheese Award 2018で部門最優秀賞を受賞されました。
 また、ナカシマファームでは輸入飼料の使用を最小限にし、地元で栽培された専用の飼料稲を使用。さらに、牛の排泄物は微生物で分解し、堆肥として飼料稲や他の作物の栽培に再利用するなど、循環型の農業を実現しています。

 初めに牛舎を拝見しました。牛舎にいる約90頭もの牛を観察しながら、毎朝欠かさず搾乳しなければならないことや、乳牛の繁殖の難しさについてお話を伺いました。搾乳作業を怠ると、牛にとってストレスになり病気になってしまうため、365日、1日たりとも作業を休むことはできないそうです。食用牛と乳牛ではブリーディングにも大きな違いがあるそうで、勉強になりました。

 次に、チーズを作っている工房を拝見しました。ナカシマファームのチーズは、採れたての牛乳から、一つ一つ手作業で丁寧に作られていました。モッツアレラチーズをちぎっている作業は一見、単純で簡単そうに思えましたが、形が綺麗で艶のあるものを作れるようになるには1年かかるそうです。チーズの練り方も種類によって異なり、チーズ作りの奥深さを感じました。
 中島さんは特別な人が特別な場所でしか作れないものと思っていたチーズを、自分たちで搾乳した牛乳を使って自らの手で作れるということにとても感動したそうです。

 最後に、チーズの試食も兼ねて販売所でお話を伺いました。つい先ほどチーズ工房で作られでた出来立てのモッツアレラチーズをいただきました。噛むと弾力があり濃厚なミルクの風味が口の中に広がりとても美味しかったです。また、ナカシマファームが日本で初めて製品化したブラウンチーズは、甘くキャラメルのような風味もあるチーズで、ノルウェーのチーズを参考に何年も試行錯誤をして作られたものだそうです。
 牛乳から愛情を込めて作られているナカシマファームのチーズは地域の誇りです。

【山口知事のさー行こう!!】
 循環型の酪農を行うだけではなく、チーズ作りという新たな価値を生み出しているナカシマファームは地域に愛される素晴らしい牧場だと思います。これからも多くの方に美味しいチーズをはじめ、素晴らしい製品を提供してほしいと思いますし、県も全力で支援してきたいと思います。
 酪農で新たな価値を生み出す佐賀さいこう!

 今回は、嬉野市にあるナカシマファームを訪問し、牛舎やチーズ工房の見学、関係者の皆さんと意見交換を行いました。

ナカシマファームの牛舎の様子。
 ナカシマファームでは酪農を中心に、米・麦・大豆・飼料稲の栽培や、チーズの製造を行っています。チーズ製造時の副産物で通常は廃棄される「ホエイ」を使ったブラウンチーズを日本で初めて製品化し、Japan Cheese Award 2018で部門最優秀賞を受賞されました。
 また、ナカシマファームでは輸入飼料の使用を最小限にし、地元で栽培された専用の飼料稲を使用。さらに、牛の排泄物は微生物で分解し、堆肥として飼料稲や他の作物の栽培に再利用するなど、循環型の農業を実現しています。

ナカシマファームの牛舎を拝見しました。
 初めに牛舎を拝見しました。牛舎にいる約90頭もの牛を観察しながら、毎朝欠かさず搾乳しなければならないことや、乳牛の繁殖の難しさについてお話を伺いました。搾乳作業を怠ると、牛にとってストレスになり病気になってしまうため、365日、1日たりとも作業を休むことはできないそうです。食用牛と乳牛ではブリーディングにも大きな違いがあるそうで、勉強になりました。

ナカシマファームのチーズ工房を拝見しました。
 次に、チーズを作っている工房を拝見しました。ナカシマファームのチーズは、採れたての牛乳から、一つ一つ手作業で丁寧に作られていました。モッツアレラチーズをちぎっている作業は一見、単純で簡単そうに思えましたが、形が綺麗で艶のあるものを作れるようになるには1年かかるそうです。チーズの練り方も種類によって異なり、チーズ作りの奥深さを感じました。
 中島さんは特別な人が特別な場所でしか作れないものと思っていたチーズを、自分たちで搾乳した牛乳を使って自らの手で作れるということにとても感動したそうです。

ナカシマファームのチーズ販売所でチーズの試食を兼ねた意見交換を行いました。
 最後に、チーズの試食も兼ねて販売所でお話を伺いました。つい先ほどチーズ工房で作られでた出来立てのモッツアレラチーズをいただきました。噛むと弾力があり濃厚なミルクの風味が口の中に広がりとても美味しかったです。また、ナカシマファームが日本で初めて製品化したブラウンチーズは、甘くキャラメルのような風味もあるチーズで、ノルウェーのチーズを参考に何年も試行錯誤をして作られたものだそうです。
 牛乳から愛情を込めて作られているナカシマファームのチーズは地域の誇りです。

ナカシマファームの関係者の皆さんと一緒に
【山口知事のさー行こう!!】
 循環型の酪農を行うだけではなく、チーズ作りという新たな価値を生み出しているナカシマファームは地域に愛される素晴らしい牧場だと思います。これからも多くの方に美味しいチーズをはじめ、素晴らしい製品を提供してほしいと思いますし、県も全力で支援してきたいと思います。
 酪農で新たな価値を生み出す佐賀さいこう!