記者会見

●発表項目:危機管理24時間体制の整備について
 それでは、ただいまから定例の記者会見を始めさせていただきます。
 まず最初は、危機管理24時間体制の整備についてという事柄であります。
 本日4月1日をもちまして、佐賀県政の組織体制が大きく変わりました。その中の1つの目玉として、危機管理に強い体制をつくるということがございまして、本日から佐賀県庁は24時間、職員、そしてまた嘱託の人間が常駐をして、異常時があったときに備えるという体制をとることといたします。
 それを行っていくために、夜間、土曜、日曜、祝祭日、そういういわゆる時間外においては、新しく職員1名、そして嘱託員1名、合計2名の常駐体制をとります。この職員は、まずは消防防災課、危機管理・広報課といった、こういったものに対して直接的に対処をしなければならないという職員たちから始めていきますが、行く行くは統括本部、くらし環境本部の課長級、副課長級の職員にきちんと研修をさせて、いろんな技術的なものをマスターした上で配置していきたいと考えているところでございます。
 また、嘱託職員については警察OB、消防OB、そして自衛官OB2名、合計4名の交代勤務により対応することといたします。
 お手元の資料に書いてありますような自然災害のほか、さまざまな異常事態の発生があった場合に、必ず初期対応はここに連絡をすればできるというふうにしておきたいと考えているところでございます。
 なお、現在、県庁の代表番号というのがございますが、これが時間外になりますと、今18時半までは交換が出ておりますけど、18時半を過ぎると、現在、守衛のところに回るようになっておりまして、それはそれで24時間、だれか電話をとる体制ができております。そういうものの中で、特に急がない、例えば、ある課の番号を知りたいような話であれば、それはわざわざこの危機管理のところにつなぐことはしませんが、時間外に県庁の代表番号にかかってきたような、非常に緊急を要するような事案については、この危機管理の対応する部署に回すようにして、直ちに対応ができるようにしたいと考えておりまして、今の県政が目指しておりますところの危機に強い体制づくりにつながっていくものだと考えているところでございます。

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