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質疑応答:さがびより その1
○毎日新聞
 さきに「さがびより」のほうですが、県外で今年から発売、販売ということで、何かイベント的なものを予定されているかということと、あと1年販売してみて、販売戦略として何か今年はこういうところに力を入れたいみたいなものがあれば教えてください。
○知事
 1つは、これから具体的にどの場所で、どういう形でやるかということについては、また別途お知らせをしていきたいと思っております。県外でももちろん売るイベントなりなんなりはやっていきたいと思いますが、現在、JAや販売店、また卸と調整中でございますので、それについては決まり次第、公表をさせていただきます。
 また1年間、「さがびより」をずっと販売してきてわかったことというのは、1つには、意外に知られていたということでございます。例えば、「夢しずく」などは最初に売り出したときにはなかなか名前が知られていなくて、それが値段のほうにも反映されて、比較的安い値段がついていたものがおいしいということで、だんだん値段が上がっていったということがあったんですが、「さがびより」については、最初から割と既存の品種と同じようなくらいの値がつけられているお店が随分ございました。これは「さがびより」というのが一連のいろんな流れの中でお客様に知っていただいていて、知名度がそこそこあったということが比較的強気の価格設定と、それにもかかわらずかなり売れたということにつながったのではないかと思います。
 改めて、この「さがびより」についての情報が届いた人は手にとっていただける、そしたら、手にとった人が買っていただけるんだということを確認したところでございまして、ただ単にお米を売るというのではなく、私どもが売っているのはお米にまつわる情報であり、物語であるということを改めて感じたところでございます。
 そうしたことを踏まえていくと、県外においては、なかなか佐賀県内のように私どもから発信する情報がお客様のところに届くというわけにはまいらないわけでありますけれども、できる限り、ただ単にお米を売るということではなく、この「さがびより」というものについての、まつわる物語的なものをお伝えしていくということがこれから求められていくだろうなということを感じています。
 また先ほど、例えば、こうやって10月30日の統一発売日をつくっている品種というのは、国内にほかにはどこにもございません。また、JAが自主的な出荷基準をつくって、一定の品質以上のものしかJAが認めた袋では出荷しないというふうなことも、ほかの品種では全くございません。 このように、多少自分たちにとって厳しいことになるというのはわかっていながらも、こうやってみんなでまとまってやっていこう、新しい品種として食べたらおいしかったと言っていただこうというふうな、そういうことをぜひとも多くの方々にわかっていただければと思っているところでございます。
 ちょっと長くなりましたが、以上でございます。

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