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質疑応答:新幹線 その2
○STS
 もう1点、新幹線関係でフリーゲージトレインの開発が一部報道では非常に困難というか、うまくいっていないというような報道があったんですけれども、これはどういうふうに受けとめていらっしゃいますか。
○知事
 私どももあの報道があって、すぐに国交省のほうに確認をいたしました。報道されているような内容のことがあったのも事実であり、一方で、予定どおり進んでいる部分もあるということでございました。
 技術開発でございますので、現時点ではうまくいっていないこと、いかないことというのもあるんだろうというふうに思っておりますが、私どもの問いかけに対して、国交省のほうとしては、あくまでもこのフリーゲージトレインの開発を今後とも進めていくということの回答をいただいたところでございます。
 さはさりながらも、さまざまな課題があるということは事実だろうと思いますし、予定どおりいっているのかと言われれば、それは全く予定どおりではない部分もあるんではないかという気もいたしております。ただ、この開発主体であるところの組合や国交省が、このフリーゲージトレインというほかの国には余り例のない形での新しい技術を駆使したものを実用化させたいということでやっておられるわけでございますので、ぜひとも予定どおりの完成を私どもとしては期待し続けたいと考えています。
○NHK
 済みません、今のご回答の確認なんですが、「みずほ」の部分ですね。「みずほ」についても、新鳥栖駅への全列車停車を要望されていくということですか。
○知事
 午前中の下りは全列車とか、内容はこまごまですけど、間違いないように言えば、「さくら」と同様の停車本数の確保を要請したいということでございます。
○NHK
 新鳥栖駅については、今、キャラクターの発表もありましたように、さまざまな効果も期待されていると思いますけれども、今期待されている効果と、ちょっとそのための具体的な県内のPR方法、企業誘致だとかいろいろあるかと思うんですけど、その辺の内容を少しお聞かせいただけますか。
○知事
 この新鳥栖駅の開業によって、何が一番期待できるかというと、1つは、九州の縦の軸が強化されるということで、一時期的になるかもしれませんけれども、いろんなところで露出する回数が増えていくだろうと思うんですね。そのときに、佐賀県には唯一新鳥栖駅という駅ができて、それが西九州への入り口になるんだということをアピールしていくということが求められているだろうと思います。特に、オープニングのときにどういう仕掛けをしていくのかということについて、今、JR西日本やJR九州などとも調整をしているところでございます。
 また、企業誘致などの観点で申し上げれば、まだ用途はちゃんと決まっていませんけれども、新鳥栖駅の駅のすぐそばにまとまった土地があります。これはまだ権利調整ができていませんので、具体的な使い方は決まっていないんですけれども、この土地の活用方法について関心を持たれる企業さんが随分おられまして、例えば最近、九州における拠点をだんだん整理する方向にいろんな企業がなっているようでありますけれども、そうしたときに、車でも、また新幹線でもいろんな意味でアプローチがしやすいという新鳥栖駅前というのが一つの業務拠点になり得るんではないかという、そういう可能性について言及される会社の方も随分いらっしゃいます。権利関係がまとまって開発が可能になっていけば、そうした業務拠点をつくっていくようなことも可能性としてはあるんではないかなと思っているところでございます。

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