○佐賀新聞
新幹線の件でよろしいでしょうか。今度の長崎ルートの予算で、一番のポイントというのはやっぱり複線化かなと思うんですけれども、今後の複線化の整備のイメージを教えていただければと。特に、沿線の、例えば、大町町とかからは、踏切の問題ですね、そういう声もありますし、一部からは将来のフル規格をにらんで高架にすべきじゃないかということもまだ聞かれます。そういうのを含めまして、知事ご自身、複線化の整備のイメージというのはどのように持っておられるんでしょうか。
○知事
複線化のイメージは、今の単線である佐世保線の線路に横づけといいますか、極めて近くにもう1本線路を引くというイメージでございます。
○佐賀新聞
そうだと、いわゆる大町とか沿線から出ている踏切等々、そういう対策等にはどういうふうなお考えでしょうか。
○知事
大町町からは、何度にもわたってこの踏切が心配だというお話をいただいておりますし、私も何度となく現場の様子も見に行かせていただいています。線路の北側には住家が密集して、そして南側に農地があって、農耕機を使ってあそこを横断しておられるような姿というのも見ておりますので、そうしたことも含めて、この複線化していくことに当たっては、そういう踏切の対策であるとか、地元が不安に思っておられることについて、できるだけお答えをしていくことが必要だということについては、私どももそう思っておりますし、また、国のほうに対しても必要な対策をとる際の支援についてもお願いをしてきたところでございます。
引き続きこれからも実際に複線化が決まっていって、具体的な線路のイメージができてくると、その段階でさらにどうしてほしいというお話も出てくることになるだろうと思いますので、私どもとしては、とにかく地元と丁寧にお話をしていって、ご理解いただけるような対策を講じていくことを目指していきたいと思っています。