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質疑応答:諫干環境アセスメント その1
○時事通信
 あと、諫干のコメントをいただきましたけれども、改めて所感をお聞かせください。
○知事
 知事コメントは練りに練って出しましたので、ああいう抑制の聞いたものになっていますけど、80億円からいくらやったかね、金額が82億円から1077億円、違い過ぎるやろうという感じがしますよね。それで、もともと我々がイメージしていたものは、ケース1、ケース2に近い形、ケース1はいきなりだから大変かなということがあるにしても、ケース2を軸とするんだろうなと思っておりましたから、特にケース3のやや引けているバージョンなんかは我々の開門という想定からは外れているなというふうに感想としては思っていますね。
 一つ思うのは、これは原告の方がおられて、そして訴えられた国がこの判決でいいですといって判決の内容を確定させたわけですよね。ということは、判決に沿った内容で実現させないと、裁判所が確定的に判決を下した内容が実行されないということになってしまうわけですよね。それはやっぱりいかんのだろうというか、そこは妙な形だったら、原告の方々もこれじゃだめだよとおっしゃるんではなかろうかと私は思っています。裁判所が確定判決、判決を出した背景、そしてまた、国のほうでも、これを最高裁までいって争わずにこの内容でいいよと判断した背景、そうしたことを考えると、原告団の趣旨に沿うような形で、私ども佐賀県は、とにかく限定的とか制限をつけてというよりは、とにかく有明海の環境変化の原因がわかるための開門調査なので、それがわかる形での開門をということをずっと常々訴えていますので、ぜひとも私どもの思いが届く開門であっていただきたいと思いますし、7月の何日かには佐賀県知事として意見を出すことになりますので、これまでの佐賀県のスタンスを変えることなく、今回出された準備書素案をしっかりと見きわめた上で行動をしていきたいと思っています。

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