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質疑応答:原発関連 その3、さがびより関連
○佐賀新聞
 先ほどの県議会からの追加調査の件で、知事自身も副知事からヒアリングをされることになっているのかという点と、もう1件は全然別な話なんですけれども、「さがびより」の件で、高い評価がありながら、面積のほうが思ったよりも、伸びてはいるんですけれども、伸びがやや緩やかな感じがしています。県の当初の想定では、もう少し栽培面積が年を追うごとに増えていたんではないかと思うんですけれども、そこはどういうふうに、何か要因があると見ていらっしゃるのかというのでお願いします。
○知事
 わかりました。
 まず1点目でございますが、今回は私はヒアリングを受ける対象にはなっておりません。去年とはやり方が違いますので、去年はあくまでも私自身が調査対象になっておりましたので、私以外の人物が責任者になり、私も調査を受ける側でございましたが、今回の件は私自身が調査対象ではないという認識でございますので、副知事が調査をしたある程度の結果について、私が報告を受けるということになると思っております。
 それと、「さがびより」の面積についてでございますが、確かに今ご指摘を受けて、そうだなという気がいたしました。今、責任を持ってきちんと答えられる状況にはないんですが、一般的なこととして申し上げれば、これまでは単価が、例えば「ヒノヒカリ」と変わらなかったんですね、「さがびより」の単価が。農家からすると、もうずっとつくり慣れた「ヒノヒカリ」を続けていってもいくら、そして、つくり慣れない、ちょっとつくり方の難しい「さがびより」をつくっても同じ単価というのであれば、それは、じゃ、やっぱりつくりなれたもののほうが安心かなというところはあったのかもしれないと思っておりますし、数年前は「ヒノヒカリ」の一等米の比率がかなり低かったんです。それで、もうこれじゃ大変だということもあって、そこで「さがびより」の普及が一定進んだということがあったんですけれども、去年あたりは「ヒノヒカリ」の一等米比率も結構高かったんですね。ということで、今、無理して「さがびより」に変える必要はないのではないかと判断をされた農家の方もいらっしゃったということなのかなと思っております。
 ただ、これ単価出ていたっけ。出ていなかったよね。一昨年、そして去年と「さがびより」が非常にお客様にとっても評判がいいものですから、今年は私の聞いておりますところ、単価が「ヒノヒカリ」よりもいい単価で売られることになるだろうとも伺っておりまして、そうなっていくと、今度は農家の側からすると、栽培意欲が出てくるということになるのではないかなと思っております。
 収量も「さがびより」のほうが多いというふうなこともありますので、そういった「さがびより」のよさが広がってくれば栽培面積が増えていくのではないかと思っております。

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