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質疑応答:災害廃棄物広域処理 その1
○時事通信
 まず、広域処理のことからお願いします。
 まず、出席者として、国の環境省、調整中でありますけれども、どういったポストの方に来ていただきたいかということが1点と、あともう1つが、知事ご自身が広域処理に関してきちんと問いただしたい、確認したい事項ということを教えていただけたらと思います。
○知事
 まず、瓦れきの関係の話でございますけれども、瓦れきについては、環境省からは、これもまた言い方としては抽象的になりますけれども、それはしかるべき人に来ていただきたいと思っております。具体的には、私どもの気持ちとしては、事務方であればもちろんトップということになりますし、でき得れば政務三役に来ていただきたいと思っているところでございます。ただ、政務三役は、国会開会中でございますので、国会との関係でどうなるかわかりませんが、気持ちとしては、来られた方が、それはよくわからないので、上に伝えておきますとか、それは私の担当ではありませんとか、そういう答えにならないようにしていただきたいというのが私の思いでございます。
 それと、私のほうから問いただしたいことというのは、大きく言ってしまえば2つかなと思っております。
 1点が、本当に広域処理が必要でしょうかということについてが1点。そして、本当に広域処理として持ち込まれるものが安全でしょうかという点が1点、この2点でございます。具体的には、今は確かに瓦れきの処理が進んでおりません。それと、一日も早くという気持ちはよくわかりますし、総理大臣、環境大臣からの要請というのは重く受けとめなければならないと思っているところでございますが、一方で、私どもに寄せられる県民の方々からの声の中には、これから春になれば現地における処理が大きく動き出す。そうしていくと、本当に長い距離をかけて佐賀県内で処理をする必要があるのかという声も随分いただきます。こうしたことについて、いや、それでもなお必要なんだということなのかもしれません。こうしたことについて、国の考え方というのをきちんと示していただきたいと思います。
 また、その安全性についても、国が今基準として示している事項、そのレベルが本当に安全なのかどうかということについて、国の考え方をしっかりとただしたいと思っております。

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