TCY ̑傫b ̑傫b ̑傫b
アイコン 記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。

質疑応答:諫早湾干拓事業関連 その1
○西日本新聞
 諫早湾の潮受け堤防の開門ですけれども、現時点では、先ほどの仕事始め式でも知事おっしゃっていましたように、県が望むような開門の時期ですとか開門方法ではないものが国から示されています。これを県が望むような形で実現していくためにはどのようなふうに臨まれるのか、教えてください。
 あと、年末の会見では、農相を初め政務官、事務方のほうにも早くお会いするようにされたいというような話でしたけれども、これが実現する見通しがあるのか、いつごろ目指されているのかということを教えてください。
○知事
 まず、我々が目指す内容に一歩でも二歩でも近づいた形での開門にしていくためには、政権交代が行われていますので、できるだけ早い時期に現在の政策決定責任者の方々に佐賀県の考え方、これは私は佐賀県だけでなく有明海で生計を立てておられる多くの方々に共通した思いだと思っておりますけれども、そうしたことをしっかりお伝えするということが求められるだろうと思っています。
 年末の会見のときもお話申し上げましたが、既に農林水産省サイドには日程調整方お願いに入っていまして、まだ年末の時点ではなかなかスケジュールの見通しが立たないということでございました。きょうもう一遍会見で聞かれるだろうということで確認をしましたけれども、現時点ではまだ日程の確定ができておりませんが、できるだけ早く、私のイメージで申し上げれば1月の前半ぐらいまでには何とかお目にかかるようにして、それでこの有明海再生についての佐賀県庁の思いだけじゃなくて、佐賀県、関係者、そこで暮らしておられる漁民の方々などの思いをしっかり伝えていくということをまずやりたいと思っていますし、今回、3年3カ月ぶりに政策を決める、推進する側に回られた方というのがほかにもいらっしゃいますので、大臣だけに会ってそれで帰ってくるというのではなくて、副大臣、政務官始め、関係者の方々にもこうしたことをしっかりお伝えしたいと思っています。
 2番目の調整状況についても、答えがダブってしまいますけれども、できるだけ早くということだろうと思っていまして、鋭意調整中でございます。林農林水産大臣の会見の中で、予算要求について突っ込んだ中身のことをまだおっしゃっておられません。補正予算で何か具体的なものが出てくるという状況でもなさそうでございますので、その意味においても、できるだけ早く本予算においてもしっかりした内容のものになるように、我々の声をできるだけ早く届けていかなくてはいけないと思っています。

○西日本新聞
 開門については、長崎県側はまだ反対という姿勢を崩していませんけれども、長崎県への働きかけはお考えでしょうか。
○知事
 このこと自身は農林水産大臣が、これも会見の中で、できるだけ早く長崎県に行きたいということをおっしゃっておられますし、長崎県側に悪い影響が出てこないような工事の仕方、必要な工事、そういったものについても自分たちの考えを伝えたいし、向こうのお話も聞きたいということをおっしゃっています。国の調整にそこは期待したいと思っておりますし、これもできるだけ早くしていただければと思っているところでございます。

「記者会見」トップに戻る 同日記事トップに戻る

Copyright 2006-2024 Saga Prefecture. All rights reserved.
このサイト内の文章や画像を無断掲載することを禁じます。