○共同通信
諫干で何点か。さっきちょっと知事も触れられましたけど、林農相は、補正予算ではどうも予算をつけないというような方針で、年度内消化というのが基本的な考え方なんだということなんですけれども、ちょっと開門を前倒すから考えると、かなり予算的には12月には間に合うというご理解なのかもわからないですが、かなり厳しいというふうに思うんですが、その辺の受けとめをお願いします。
○知事
我々の気持ちからすれば、補正予算に載せてほしかったという気持ちがあります。ただ、現在まだ長崎県側との調整が終わっておりませんので、どういう形でどういう事業のものを載せるのかということについて合意ができていないということで載せるのはちょっと難しいという判断をされたのではないかと思っておりますが、そのことについても、農相にお目にかかったときに、どういう考え方であったのか、確認をしたいと思っています。今はまだ全く調整ができていない状況でございますので、長崎県側との調整状況を全く無視して予算をぽんと具体的なものを補正で出すわけにはいかなかったといったところなのかなと思っているところでございます。
私どもは、かねてから、去年の秋からどういうスケジュール感で進めていくのかということと、私どもはもう春の開門というものをずっと要求し続けておりますので、それができないというふうに農水省側がおっしゃるのであれば、その理由をきちんと示していただきたいということも含めて申し上げてきているところでございます。歴代の農林水産大臣に同じことを申し上げているわけでございますけれども、今回、政権もかわり新しい大臣になられましたので、また同じことを申し上げたいと思っています。