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質疑応答:諫早湾干拓事業関連
○佐賀新聞
 次は、先日、農水大臣が来られて諫早湾の開門問題の意見交換がありました。翌日、長崎県との意見交換で、長崎県はまだ反対の姿勢が変わらなかったんですけれども、この2日間の状況を踏まえて、改めて今後どう取り組むのかというところを、前倒しの可能性がどれだけあるとお考えかというのをあわせてお願いします。
○知事
 翌日の長崎県の訪問について、私の印象からいえば、もう私、直接知っているわけではございませんけれども、実際に行っていた人などにその様子を聞いてみますと、もちろん反対は反対なんですけれども、反対のトーンといいますか、そういったものの雰囲気は少し何か変わってきているような気もいたしております。
 それは、1つには政権は再びかわりましたけれども、大臣からこの確定判決というものの意味は重いと、これを実現しなくてはいけないということが政府に課せられた義務だということを言っていただいているということで、じゃあ、もう現実的に12月というものをにらんでどうしていくのかということを長崎側の方もお考えになるようなことが少し生まれてきているのかなという印象を私は受けました。もちろん、今の段階ではまだまだ理解を得られていないというふうには思っておりますけれども、やはりたび重ねていろんな議論や接触があっている中で、お互いにということになりますけれども、どこかで着地点を見出していかなければいけないということの芽出しができていってほしいなと思いました。
 私どもも、これまでは大臣がかわられるとお目にかかり、あるいは現場に来ていただくということをやってきたわけでありますけれども、そういうことだけでなく、いろんなチャネルで、いろんな方々と話をしていって、現実的な落としどころというものを探っていくという作業が求められることになると思っています。
 その日も、私自身が申し上げたように、私が長崎側の方々にお目にかかるということも、もちろん労を惜しむつもりはありませんし、いろんなチャネルで、いろんな方々が話をしていただくということによって、少しでも解決の糸口が見出せるようにしていきたいと思っています。あらゆるプレーヤーの数を増やしていくことによって、三人寄れば文殊の知恵ではないですけれども、その解決に向けての何かいい道筋が得られればいいなと思っているところでございます。


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