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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:佐賀-ソウル線関連 その2

○佐賀新聞
 LCCについて戻ってちょっと聞きたいんですが、今回のジンエアの件で、それなりにLCCを誘致することについてはリスクを伴うということが実証されたんですけど、今後も台湾とか香港に積極的に誘致を仕掛けていくという方針は変わらないんでしょうか。
○知事
 リスクは伴ったんですけれども、また次が見つかっていますからね。ここがLCCだと思うんですよ。レガシーキャリアだったら、大韓航空がだめだったら、じゃ、即アシアナが来るかといえば、そうはならなかったと思うんですね。LCCのキャリアというのは常に新しいデスティネーションを探しておられる。そして、そこがうまくいくのかどうかの検証をしたいと思われている。そういう企業がLCCだと思っているので、今回はLCC特有のというか、確かにLCC特有の存在として親会社がいるということがあります。例えば、日本でいえば、ピーチ・アビエーションの親会社は全日空さんでありますけれども、そんな感じで親会社が出資をして、子会社としてLCCをやっている場合、親会社の意向を反映せざるを得ないということがあるわけですね。これは子会社とだけ話をしていても解決できないことがあるということを我々は学んだと思っています。これは確かにLCCというものの持つ一つのリスクだということを思いましたけれども、一方で、そういうジンエアの交渉をしているときから、ぜひティーウェイが参加をさせてほしいというお話もいただいていたのも事実で、このようにいろんな新しいところが佐賀空港に入りたいというお話をいただいているというのは、私は逆にLCCの強みだと思っています。
 一方で、その分だけ、逆に就航してみたけれども、あんまりお客様にお使いいただけないということであれば、便数は減ったり、あるいは撤退をしたりということもレガシーに比べるとしやすいということがありましょうから、そこの部分はもちろんある意味でのリスクだと思っていますけれども、そこは私どもの努力や、お客様に使っていただけることでしっかりとしたものにしていきたいと思っています。
○佐賀新聞
 それとすみません、追加で、先ほど支援策のことについて発言されたんですが、それをちょっと意味合いを確認したいんですけど、支援策の運航支援を前払いしていたのを、実績の後払いに変えるということでいいんですか。
○知事
 後払いに変えるというふうに言ったつもりはなくて、お支払いするときにも、例えば、あらかじめいくらといってぽんと払ってしまって、後で実績に応じて精算みたいなことをやるのではなくて、きちんと実績を出していただいて、例えば、就航便数なら便数に応じた支援ということであれば、きちんと実績を見てお支払いをするとか、そういった意味で、例えば、今回も先方、ジンエアさんに対してこちらのほうから支払っているお金は1円もないわけでありますけれども、そのようにしてアドバンスでというか、あらかじめ何かお金を支払うような交渉の仕方や契約の仕方ではなくて、実績に応じて支払うという後払いというものを徹底していかないといけないなということを感じたということでございます。

>>佐賀-ソウル線関連 その1

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