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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:CERN(セルン)訪問関連 その2

○NHK
 すみません、3点お伺いさせてください。
 1点目が、CERN(セルン)の件に関してなんですけれども、今、候補地としてもう1つ岩手県が挙がっていますけれども、そこに比べての佐賀県の脊振山地の強みはどのあたりにあるのか。また、今回訪問されて手応えはどのように感じられたのか、まずお伺いできますでしょうか。
○知事
 まず脊振地域の強みですが、既にかなりの基盤が整っているというのが強みだと思います。トンネルはどうしても掘らなければいけませんけれども、トンネルから地上に出てきたところにどこかにキャンパスをつくることになりますけれども、そのトンネルからキャンパスへのアクセスというものもほぼできているというか、多分、イメージ的にいえば、どこか唐津の地域の、脊振の山の中かもしれませんけれども、基本的に道からつくらなくちゃいけないということはないと思うんですね。しかも、例えば、CERNのように学会をやっていくとかというときに、もちろんキャンパスの中でもできますけれども、近くでもできるだろうということを考えたりすると、例えば、県の北部でというイメージでいうと、じゃ、唐津だったら唐津にも国際的なホテルもありますし、そこで学会とかもできるでしょうし、もちろん福岡はたくさんそういったものが可能です。という感じで、無理なく暮らすことができる、使うことができる範囲で必要な都市基盤が既に揃っている。逆にいえば、これはコストも安く抑えられるということにもつながると思うんですね。そこが魅力でありメリットではないかと思いました。
 今回CERNに行って、研究者たちにとって、あるいは技術者たちにとって、そして、その家族にとって安心して暮らすことができる環境をきちんと提供できるのかということがいかに大事かということを改めて感じました。そして、その際に大事なのは、選択肢をできるだけたくさん提供するということだというお話も聞きました。その意味では、この脊振地域というのは、例えば、比較的田舎に安い値段で住みたいという人がいれば、それはそれで提供できると思いますし、少しお金を出してもいいから便利な大都市で暮らしたいという人がいれば、それはそれで提供できると思いますし、そういう多様な暮らし方に対する多様な選択肢の提供が可能だと思っています。その意味で、非常に立地の可能性という意味においての立地のポテンシャルですね、潜在的な可能性という意味においては、改めて話を聞いてみて、脊振地域というのは非常に有望な地域だなということを感じました。

>>CERN(セルン)訪問関連 その1>>CERN(セルン)訪問関連 その3、諫早湾干拓事業関連 その1

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