質疑応答:原発関連 その1
○毎日新聞
九州電力が、県内の市町と安全協定を結ぼうという意思を示されていますけども、伊万里市が反対しているので、伊万里市以外とは結べるんじゃないかというふうな見通しを話されましたが、県内の自治体で、既に意見の相違がある状態で話が進んだこと。伊万里市がまだ根強く反対されていること、このことについて、県としてどのようにして現在の市町の意見調整をなさっていくお考えなのか。 ○知事 まず、安全協定については、市長会、町村会が主体となって九州電力と話をされているということでございましたので、私どもは基本的にその様子を見守っています。それは、そうしてくれというのが市長会や町村会の考え方でもございました。そして、市長会のほうからは事務的にでございますけれども、ちょっといろいろわからないこともあるので、事務的に相談をさせてほしいというお話もございましたので、その交渉の過程の中で、事務的には市長会とのいろんな意味でのお手伝いというのは少しさせていただいていると思っておりますが、その重要な部分について県が主導した何かをやるということではなく、市長会、町村会が主体的に行われていることについて、県としても求めに応じてサポートをするということで来ております。私はそれでいいと思っておりますし、あんまり県がしゃしゃり出て、ここをこうしなさいと言うのはちょっと遠慮すべきではないかなと思っているところでございます。 そういう中、伊万里市は市長会のそのほかの市とは別の考えをされているということについてでございますが、この場でも私何度か申し上げたことあると思いますけれども、県として何かしていただきたいということであれば、いきなり私のところに来られるのもなんでしょうから、事務的にでもいろんな相談をしていただいて、県として何かお手伝いできることがあるのかどうかということを言っていただければ相談には乗りますということを申し上げております。ただ、私の知る限り、現時点においてはそういった御相談というものは来ていないと思っているところでございます。 県としては、まだまだこのことについては始まったばっかりで、今どうなくちゃいけないというふうには思っておりません。伊万里市を含め、市長会が安全協定についてどう判断されるのかを私たちとしては求めに応じて県としてはお手伝いをしていくという方針でこれからもいきたいと思っております。
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