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記者会見
古川前知事の記者会見の会見録や資料を掲載しています。動画もご覧いただけます。
 
※政治活動についての発言部分は、除いています。
※会見録は、わかりやすいように一部校正しています。

質疑応答:避難計画関連 その2

○佐賀新聞
 先ほどの避難計画の関連ですけれども、この間、3月末ですかね、福井県が国と共同して、佐賀がやっているようなワーキンググループで避難計画がまとまったと思うんですけれども、佐賀と根本的に違うのは、あそこはやっぱり広域避難ということで、避難先まで決めて避難すると、全くそのとおりの、文字どおりの広域避難なんですけれども、佐賀の場合は他県を経由して、また県内に戻ると、現計画でそうなっているかと思うんですが、その辺を若干改めるとか、そういう方向性もあり得るということなんですか。
○知事
 いや、広域避難の考え方そのものを変えようというつもりはありません。福井県の場合にはなかなか、非常に東西に細長い若狭の地域にたくさん原子力発電所が立地しているということで、また、いろんな地理的な要因から、近畿地方のほうに避難するということのほうが望ましいという判断をされたのではないかと思っておりますけれども、私は、一時的に県外に行くということは、必要な場面も出てこようかと思いますけれども、一定の期間、避難先で過ごされるのであれば、それは佐賀県内のほうが望ましいであろうと思っています。それは、県として責任を果たすのに、エリア的に佐賀県外にいらっしゃる方々に対して情報を提供したり、手だてを講じていくということがどうしても難しくなるという点があるからだと思っています。
 いつも申し上げることでありますけれども、例えばこの新聞にしても、テレビにしても、インターネットは別にしても、こうした多くの人に瞬時に伝えるためのメディアというのは、県単位でなされていることが多うございまして、仮によその県に行ったときに、その避難された方々に対して必要な情報が必要なときにきちんと届くかどうかということについては、私は県内のほうが勝っていると思います。
 もう瞬間のうちに避難しなければいけないときには、もちろん県外にお世話になりますし、一時的にそこに滞留するということはあるかもしれませんけれども、落ち着き先としてはぜひ県内にしていただいて、きちんとした、安心して情報が受けられる、あるいは情報を私たちのところに届けることができるような体制で避難をお願いできればと思っています。

>>避難計画関連 その1

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