○佐賀新聞
　これもちょっと原発に戻っちゃうんですけれども、静岡県の川勝知事が共同通信のインタビューに答えて、プルサーマルは白紙だという見解を述べられて、再稼働を仮にするのであれば住民投票をやりたいというような意思表明をされているかと思うんですけれども、知事は川勝知事とも親しくされているということもありまして、その辺は、川勝さんのこの認識に対してというふうに思われているのかなという部分を。
○知事
　川勝さんらしいと言うと変ですけれども、川勝さんは3.11直後に浜岡をどうするかということで非常に悩んでおられた方でもございますので、やっぱりいろいろなお気持ちがあって、このような発言をされたんだろうと思っております。
　今後、具体的に今、プルサーマルによる発電というものが浜岡で行われるのかどうかということについて、現実のものとなっているのかどうかということを存じ上げませんけれども、こうしたことを一旦ゼロベースで戻してでも、もう一遍判断しなくちゃいけないということを川勝知事はおっしゃったんだろうなと思っておりますし、それを仮に何かやるんであれば、住民に意思を確認したいという気持ちでおっしゃったんだろうと思います。
　私自身はこうした事柄については、住民投票でなく、きちんと責任ある立場の者が決めていくというほうが望ましいと思っておりますけれども、川勝知事は川勝知事としてのご判断、お気持ちがあってのことだと思っておりますので、これからの川勝知事の行動に注目をしておきたいと思っています。

>>原発関連　その１