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佐賀空港の自衛隊使用要請関連 その4

○佐賀新聞
 オスプレイの話に戻るんですが、白紙と知事はおっしゃっていますけれども、その白紙がどういうステップを踏むことで判断できるようになると思われているのかというのと、そのスケジュール感をどれぐらいで見ていらっしゃるのかというのを教えてください。
○知事
 ちょっと私もスケジュール、国がどの程度の計画でこれをやろうとしているのかということについての認識はありません。ですから、国から計画、そして影響についてしっかりと聴取をしたいと先ほども申しましたけれども、少なくとも、スケジュールで間に合うために拙速に何かをするという意識は私は全くありません。これは特に、極めて重要な佐賀県の方向を決める課題でありますから、時間はしっかりとかけてもよいのではないかと、私は現時点で認識しています。
○佐賀新聞
 直接、川副に行って話を聞かれたりとか、そういうことも考えていらっしゃるんですか。
○知事
 ええ、プロセスの中で、川副に行くのは全く、今からでも行きたい気分なんですけれども、問題は、何が行われるのかということがわからないと話もできません。この問題は短絡的にマルかバツかという判断で済む問題ではないと私は思います。しっかりと、どういった計画で配備されて、将来どういう見込みなのか、そして、その影響は何なのかということについて、かっちりと抑えていく必要があると思います。その上で、マルになることもあれば、バツになることもあると、私は思いますし、そうした意味で、私の今の胸の内は無色透明だと申し上げているわけです。
○朝日新聞
 今の質問に関連して、市井の人のお一人お一人の意見を聞くというお話は非常にわかるんですけれども、その県民お一人お一人の。一方で、議会ですとか、佐賀市長のことでお伺いしたいんですが、山口知事の陣営には、選挙中には社民党の方もおられましたし、それから、配備には慎重な秀島市長もいらっしゃいましたが、一方で、佐賀空港への配備を進めたいという意向の自民党の方も多くいらっしゃいました。そういった県議の皆さんですとか、市長の皆さんとかの、それぞれ異なる立場のバランスをどうやってとっていかれるおつもりなのか、教えていただけますか。
○知事
 このオスプレイの問題については、これは私自身もしっかり勉強しなければいけない課題だと思っています。覚書もあるはずです。県議会の議決もあったはずです。それぞれの思いがあるはずです。これまでの議論の経過もしっかり検証しなければいけません。少なくとも、私はこれ、選挙で誰がどうしたからということで判断しては決してならない話だと思っていますので、しっかりと、先ほど言いました情報をきっちりと全て公開をした中で、県民とお話をして、最終的には判断をしなければいけないと、責任を持って判断しなければいけない課題だというふうに私は思っています。
○共同通信
 前の知事は来年度、2015年度にもオスプレイの配備の是非を判断するというふうにおっしゃったんですけれども、前の知事の考えも継承はしないという、そういった理解でいいですか。
○知事
 前の知事は来年度に判断すると言ったんですか。
○共同通信
 来年度にもという見通しですけど。
○知事
 私はそのスケジュール感は全く持ち合わせていません。先ほどから説明したとおりです。

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