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今後の県政運営関連 その3

○毎日新聞
 今回の選挙では、相手候補が自民・公明の政権与党が推薦する候補だったと思うんですが、今後、国、政権与党との関係はどのようにされていくおつもりでしょうか。
○知事
 私は、今回の選挙は地方対中央という取り上げ方もされていますけれども、地域振興ですとか、過疎対策ですとか、さまざまな県政課題は佐賀県のことは佐賀県で決めるということを主張してまいりましたけれども、当然、国の支援をいただいて、国も今回、地方創生の予算も計上しておりますし、国の支援もいただいてやっていくという意味では、当然、国と連携をとりながらやっていくということなんですね。
 ですから、国とこれから対話ができるような、今回は不幸にもこうした構図になりましたけれども、ノーサイドということでありますので、接点をしっかりと持ってパイプを強くしていくということが必要かなと思っておりますし、私自身も今回の選挙を通じて、自民党、公明党の中央の皆さん方とさまざまなお声がけもいただきましたから、特にこの修復に向けたところに課題があるとは思っていませんし、自公と対峙した意識で選挙戦を戦った覚えもありません。
○NHK
 子育て支援とか福祉に関してですけれども、鳥取なんかでもそういう御経験あると思うんですが、知事になってされたいことというのは、こういうことに取り組んでいきたいというのを、ちょっと具体的に教えていただいてもいいですか。
○知事
 そうですね、私も佐賀県すばらしい、特に、3世代家族とかいっぱいあったりとかしてすばらしい県だなと思うんですけれども、もう少し女性が前に出ていただいて、男性がもうちょっと家庭的なところに入っていただくというところが、若干足りないかなと。私が子どものころから比べても、まだ少し男性が前に出ている姿が見受けられますので、実際はそれは、佐賀の場合は女性が多くの発言権を持っている姿というのはあるんですけれども、もっと表の姿ですね、民間の皆さん方も含めて女性が活躍できる環境を、鳥取のときは私が育児休暇をとったことで、そうした男女共同の子育て、子育て教室が始まったりとかさまざまな取り組みがスタートしましたけど、ぜひ佐賀県でもそうした男女ともに子育てをするとか、そうした家庭でも寄り添うと、一緒になってやるというふうなことが増えたらなと。例えば、男ばっかりがお酒を酌み交わすだけではなくて、女性が台所ということではなくて、一緒になっていろんなことが話し合えるとか、そういうことが少しずつでももっと出てくるといいなと思いながら選挙戦を戦っておりました。
○佐賀新聞
 県政運営の件でちょっとお尋ねしたかったんですけれども、県の総合計画をつくるつもりはあられるんでしょうか。つくるとするならばいつぐらいをめどにつくりたいというのが1点と、あとは予算ですけれども、山口カラーが出てくる予算というのは6月の肉付けになるんでしょうか。それとも今回の2月議会での当初で、若干少しでも予算に弾を込めたいというようなお考えはあられるんでしょうか。
○知事
 そうですね、まず今回は思わぬところに選挙があった関係で、2月議会はいつからですか。16日ですよね、もう余りにも日がありません。恐らく骨格になろうかと思いますし、その中で出せるものと言ってもなかなか厳しい状況なのかなと。もちろんやれるものはできるだけやっていきたいと思いますけれども、そのほとんどは6月に回るのではないかと思います。ぜひ県職員の皆さん方にも私の考えをもっと斟酌していただいて、反映させていきたいと。総合計画も確かこれからですよね、うまくタイミングは、こちらのほうは選挙戦が早まったことで入れる要素が増えたと思いますので、ぜひこの総合計画の中で私の先ほどの現場主義ですとか、一人一人に寄り添う、痛みに敏感になるとか、キーワードをしっかりと実際の事業に落とし込める、そうした作業をこれからしていきたいと思っています。

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