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こちら知事室です
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地方創生関連

○時事通信
 これまで、町村会と市長会と懇談の場があったと思うんですけれども、その中で、地方創生の関係で、市町の支援を財政面的なものも含めて支援をしていきたいと。きのうのお話の中では、知事、案を出してくれと、みんな平等にするわけじゃないんだと、成功事例をつくりたいというお話があったと伺うと、地方創生先行型に似たようなイメージで県が何らかのお金を配分するのかどうなのか、具体的なイメージが伺っていた限りではまだ見えてきていないので、何かその一端は、お金の出どころですとか、そういうところも含めて、あと時期的な問題もあると思うんですね。当初予算ではちょっと厳しいと思うので、肉づけの補正の段階でやるのか、どういうタイミングでその予算をつけていくというふうに考えていらっしゃいますか。
○知事
 お詳しいですね。いろいろ、さまざまな。
 確かに、きのう私、10人の市長さんとの意見交換の中で、やはり地方創生は地域から出ていくもので、そのときに市町はとても大切な役割を果たしているというお話をさせていただいて、そのときに、じゃ、さまざまな県の支援も、全く平等に20の市町にイコールにということを考えることをやるばかりに大切な地域のやる気をそいでしまうということがないように、できる限り地域地域で出た、頑張ろうという芽を大切にしてもらいたいということを申し上げ、その結果として差がつくことになっても、それは自然の姿ではないかという思いから、そうした発言もさせていただいたところであります。
 具体的な今回の地方創生の関係予算の中での取り扱いについては、今さまざまなところと調整中ですので、もうしばしお待ちいただきたいなと思っています。よろしくお願いします。
○NHK
 今の質問の関連なんですけれども、方向性としては、例えば市や町に対して財政面の支援を行うのか、それより、例えばもっと地域とか、下のほうまでというか、深いところまで支援をしていく、方向性としては何かどういったことを今の段階では検討をされているんでしょうかね。
○知事
 具体的には申し上げないのは今お話ししたとおりなんですけれども、私の考え方としますと、市町というよりは、地域の皆さん方がいかにその地域を何とかしたいという思いを持っていただけるのか。そして、前に進めようとしていただけるのか。自発と─自分で発する、自分で頑張ろうという気持ち、そうした芽が多く出ていただけるような形になるように。そのときに、市町というのは、そうした気持ちに寄り添っていただけるように、基礎自治体ですので、県が地域とというやり方もありますけれども、私は、地域の皆さん方の思いをしっかりと市町がそこに寄り添って、現場主義で対応をいただく、そこに我々もバックアップをするという形にならないものかなという考え方で今調整しているところであります。
○NHK
 要するに、国からのそういった支援ではないですけど、そういったものももちろんあるんでしょうけど、県独自でそれをかなりやっぱり力を入れて、佐賀県からやっぱりそういう、佐賀県はこういういいところですよというのが全国にも知れ渡るようなレベルまでやっていきたいということですかね、やっぱりこう。
○知事
 うん、そうですね。私も、あれはいつだったでしょうか、石破大臣にお会いさせていただいたときに、やはり地域発の取り組みを大切にさせていただきたいということで、それは大臣も我が意を得たりというか、そのとおりだという中で、さまざまな提案をさせていただきましたし、私は佐賀県が地方創生の旗頭として、全国に名を馳せるような形にならせていただきたい、そして、頑張りたいということを申し上げたところですので、ただ、それは私の力ではなくて、佐賀県民のそれぞれの地域に対する思いであったり、これからの頑張り、試行錯誤の結果だったりしますから、そこはぜひ、佐賀県民の皆さん方としっかり支えながら鼓舞していきたい、そういう気持ちです。
○NHK
 ちょっとすみません、財政面でということですよね、特に。特に財政面でということでよろしいでしょうか。
○知事
 基本的に、財政面でというと何かお金だけ出して終わりという感じがあるんですけれども、そういうことじゃなくて、さまざまな人的なサポート、いろんな地域地域で頑張ろうとしたときに、お金だけを出せばいいということじゃなくて、皆さん方は、非常に何かをやろうと、6次産業化でもそうですし、何か文化を復活させようという取り組みもそうですけど、これやはり不安なんですね。そうしたときに、市町であったり、県であったり、団体の皆さん方だったりがさまざまな形でサポートするというのがまず何より大事。その上で、必要な財政的な支援については、そのソフトの中で考えていくということが大事なので、私がここで、じゃ、財政的にと言った瞬間に、大切なものがなくなってしまうので、それはもうこういうことでご理解いただきたいなと思っております。

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