○NHK
1点、質問があります。先日から知事が行っております県民との意見交換会、まだやっている途中だと思いますが、これまで実施した中で、印象に残った県民からの発言であったり、これは政策に生かせそうだというようなものがもしありましたら、教えていただければと思います。よろしくお願いします。
○知事
特に、やはり県政に対する強い思いというのを感じました。一番感じたのは、結構、女性の方も多く来られたんですけれども、やはり佐賀県は女性がさまざまな表舞台に出てきていただいていないと。マスコミさんも議会の何か、最近、女性の数みたいな特集もされていましたけれども、正直、県職員の幹部も女性が、部長以上はいないということで、それこそ育児や子育ての問題について、いわゆる私より年が上の男たちだけで話し合っているというところは、やっぱり違和感あるよねということについては、皆さんすごく納得されていたので。でも、それは女性だけということじゃなくて、男性も含めて、県内みんなで、それから地域の問題も含めて、いろいろなところで発言しやすい、表に出やすい環境をどうやって整えていくのかということが、私は極めて佐賀の将来を大きく左右する問題だなというふうに思ったのが一番大きなところです。
それから、結構意表をつかれたのが、県政だよりがおもしろくないという話で、皆さん拍手喝采だったので、私は逆にうれしくて、そこまで県民だよりについて関心を持っていただいているんだなということで、じゃ、これも見直して、県民と対話型にするとか、特にお年寄りが子どもたちにさまざまな思いを伝えたいというのが非常に多かったので、そういった生涯学習と、それを子どもたちにどう伝えるのかといった特集をやろうとか、そういったさまざまなこと、アイデアが思いつきましたし、あんまりしゃべってもなんですが、意外と福祉をしっかりやってもらいたいと、上から目線で政策を打ったということではなくて、福祉はお一人お一人がさまざまな思いで厳しい状況でおられるので、一人一人をしっかりと視野に入れた目配りのできた県政であってほしいという意見が非常に多かったので、これは現場重視の姿勢の中で解決していきたい課題だなというふうに思いました。
これ、言っているときりがないので、この程度で。特にこの3点は大きな課題です。