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地方創生関連

○時事通信
 地方創生関係で、これまで県民との意見交換会の中で、1件目のときに失敗を共有するお考えだったと思うんですけど、失敗を市町の方たちの取り組み等応援して、失敗しても失敗をちゃんと振り返ることが大事だというようなお話があったと思うんですが、具体的にやっぱりお金を配分するようなことをされるんだと思うので、何でも失敗していいわけじゃないと思うので、基本的な考え方を教えていただきたいのと、PDCAサイクルをしっかりすることだとか、それが1点と、あと市町重視であるというお話を冒頭のGM21の中でもされていたと思うんですけれども、具体的には予算配分的には県でやっている事業等もいろいろあると思うので、どんなイメージで市町を応援する、支援するという、財政的な支援をどれぐらいするとか、そういったイメージをもうちょっと教えていただけますか。
○知事
 失敗を共有するというお話ですけれども、もちろん、税金を無駄遣いしていいとか、交付金の事務に間違いがあってもいいとか、そういう意味では決してありません。地方創生関係は、市町というよりも、住民が主体だと思うんです。地域ですとか、例えば、自治体、NPOとか、そうしたさまざまな地域の法人ですとか、もちろん株式会社もあるでしょうし、そういった地域が主体である地方創生において、例えば、やってみたけれども、お客さんが集まらないとか、物が売れないとか、人が集まらないとか、そういうことは間々あることであって、そうしたときに何が悪かったのかなということを顧みながら、さらにチャレンジするという意味で、失敗というのはだから、ずっとチャレンジをし続ければ失敗にならないわけですよね。だから、幾つか挫折があっても、それを乗り越えて、さらに前に進んで、失敗を糧にして、前に行ってもらいたいというメッセージなんです。ですから、そこをぜひ地域の皆さん方にわかっていただきたいし、まず一歩前に進んでいただきたいなというふうに思います。
 今度の意見交換会もそうですけれども、自発の地域づくりということを申し上げているんですが、やはりこの地方創生というのは、何か国がやってくれるんやろうという声もあって、国が旗を振っているという意味では、非常にそれ自体すばらしいと思うんですけれども、石破大臣もよくわかっていらっしゃるんです、地域が主体でやるべきだということはですね。なので、そこのメッセージが地域にうまく伝わればいいなと、地域の皆さん方は逆に、本当は地方創生は地域発でやるべきなのに、国から何かやってもらっていると、何か待っておれば地方が活性化するというふうに捉えられないかなというところを今回の意見交換でもちょっと心配したところです。

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