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有田焼創業400年事業関連

○佐賀新聞
 有田焼についてなんですけれども、2016年が有田焼の400年を迎えるんですが、その400年事業を前知事のプランで、今、県は進めていると思うんですけれども、今後の事業の進め方を山口知事はどう考えていらっしゃるのかということと、有田焼そのものについてどういうふうな認識を持っていらっしゃるのかというのをお聞かせください。
○知事
 そうですね、やはり有田焼は佐賀県の誇れるものの第一人者と言っても過言ではないぐらい、世界的なステータスがあるもんだと思っています。特に、400年前は極めて高い評価をヨーロッパを中心に、東インド会社の紹介で評判がよかったですよね。ところが、その後、ヨーロッパはヨーロッパで努力されて、国内的な需要もあったもんですから、なかなかその後が続かなかったということなんですけれども、また、事、ここで世界の注目が「和」、和食もそうですけれども、日本の伝統文化、風習というところに極めて注目が集まって、物もそうですけれども、人も、インバウンドも極めて増えてきている。そして、オリンピックもあるという中なので、ここはビッグチャンスだと思っています。
 それがちょうど400年ということなので、前の県政の取り組みがどうだということではなくて、いずれ、今、6月に向けて全面的に再点検といいましょうか、やっている最中なので、その中で、もちろん今までの検討でいいんじゃないかというものはそのまま残しながら、もうちょっと別の観点、私の地域振興や観光振興をやってきた目で修正したほうがいいと思う点は修正しながら、そして、何より有田町さんのお考え、そして、地域の陶磁器に関係する皆さん方の極めてさまざまな声があります。私も窯大の卒業式のほうに出て、いろんな人と話す中でそれも感じましたので、そうした総力が結集できるような形で再編成したいと思っています。

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