バーチャル名護屋城　4月1日から運用開始します

　名護屋城博物館では、国内でも極めて貴重な歴史遺産である名護屋城跡、大名陣屋跡などの保存整備・活用を進めています。平成26年度は、当時の姿をよりリアルに感じていただけるよう精密なCGで再現する「バーチャル名護屋城」事業に取り組んでまいりました。
　この度4月1日から下記のとおり運用を開始しますので、お知らせします。
　県民の皆様に本県の文化資源を分かりやすく身近に御理解いただくとともに、県外に向けて本県や当地域をアピールする極めて有効なツールになるものと考えております。
　是非この機会にバーチャル名護屋城巡りを御体験ください。

記

1　運用開始日	平成27年4月1日(水曜日)から
2　運用場所	佐賀県立名護屋城博物館、名護屋城跡、豊臣秀保陣跡、堀秀治陣跡、旧名護屋城下町（唐津市鎮西町名護屋1931-3ほか）
3　体験費用	無料
4　体験方法
（1）アプリ「ＶＲ名護屋城」　当館貸出しのタブレット又は個人所有スマートフォンで、高精細ＣＧで再現された420年前の名護屋城を現地で体感できるアプリです。・貸出しタブレットで御利用いただく場合　当館受付で所定の申込用紙に御記入ください。その際運転免許証等本人確認ができるものを御提示ください。その後、チェックインしてください。なお、御利用時間は9時から16時30分までです。・個人所有スマートフォンで御利用いただく場合　アプリをダウンロードして、当館受付でチェックインしてください。（2）ガイダンスソフト「幻の巨城　肥前名護屋城」・館内ミニシアターで約10分間上映します。・高精細ムービーで「肥前名護屋城図屏風」や今回作成した「名護屋城CG」などを通して、名護屋城跡や陣跡、城下町の概要をリアルにわかりやすくガイダンスします。（来館者の入室を感知し30秒後に上映。）

ここがスゴい！「バーチャル名護屋城」！！

●アプリ「ＶＲ名護屋城」

・当時の姿をＣＧで体感できるエリア面積は、国内の城で日本一です。
・本城のうち、城の主要散策ルートである「大手口～東出丸～三ノ丸～本丸～天守閣」のエリアでは、歩きながらリアルタイムで目の前の風景が切れ目なく移り変わっていく「リアルタイムレンダリング」を国内の城で初めて実現。
・本城のその他のエリアや大名陣屋（堀秀治陣と豊臣秀保陣）、城下町（茜屋町）については、360°の風景が画面に再現されるビューポイントを58ヶ所設定。
・黄金の茶室内部や草庵茶室内部、天守最上階からの360°の眺め（昼景・夕景）なども見ることができます。
・実物の風景の中にＣＧの天守閣などの建物や人物が現れるAR（拡張現実）ポイントを5ヶ所に設け、記念写真撮影ができるなどお楽しみいただくための工夫をこらしています。

●ガイダンスソフト「幻の巨城　肥前名護屋城」

イベント時には、学芸員の解説を加えながら映像を見ていただくことで、より詳しく御理解いただくことができます。

＊バーチャル名護屋城のサンプル画像等はこちらから御覧いただけます。
　http://saga-museum.jp/nagoya/
＊タブレットの貸出には免許証等本人確認のできるものが必要となります。
＊iPhone端末の方は「App Store」から、Android端末の方は「Google play」からダウンロードできます。
＊ダウンロードには一定の時間が必要ですので、事前に通信環境の良い所でダウンロードください。

バーチャル名護屋城 4月1日から運用開始します

バーチャル名護屋城　4月1日から運用開始します