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こちら知事室です
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ワーク・ライフ・バランス関連

○日経新聞
 最後に、ちょっと趣旨が変わる質問なんですけれども、先月29日に知事は終日、テレワークに取り組まれたというふうに聞いているんですけれども、一般にこうした働き方というのは、業務の効率性であったり、生産性の向上であったり、あるいは職員のワーク・ライフ・バランスの確保というようなところが趣旨かと思われるんですけれども、県として、あるいは知事として、こうした取り組みを今後どのように進めていかれるお考えがあるのかということについて教えていただけますか。
○知事
 私も民間にいたときは、よくテレワークをしておりまして、かえってそのほうが効率的にできたりとか、例えば、職場にいると結構声かけられたりするんですよね。そうすると、皆さんもありませんか、集中していればもう少ししっかり原稿が書けたのにとか、資料がつくられたのにというところがあったりして、やはりそういったタイミングというものもありますし、それから、当然介護とか育児とか、そういった状況の中で、断片的にそれに必要な時間がやってくる場合というのはままあるんだと思うんですよね。私はそういうことに対して優しい事業所でありたいなと思いますので。ただ、私も前やっていましたけど、いつ電話かかってくるかわかりませんから、向こうからもよく捕捉されているんですね。ですから、当然、何か別のことをやりながら仕事するなんてことはあってはいけないわけでありますから、そこの体制だけはしっかり組んだ上で、私はテレワークはしっかりと推進していきたいと思っています。
○日経新聞
 最後に、それに関連してなんですけれども、知事就任直後に、記者会見などで家庭生活とかご家族と過ごす時間を大切にされたいというような趣旨のご発言もされていたかと思うんですけれども、週末も結構公務が入っていらっしゃるようにお見受けするんですが、ご自身のワーク・ライフ・バランスという点については、半年を振り返っていかがでしたでしょうか。
○知事
 これは私、自分が範をもって示すというのはリーダーはとても大事だと思っているんです。ですから、できる限りそういった家族で過ごす時間をつくって、家族とともに県内を歩きたいなというのが私の思いなんですけど、なかなかそれがままならないというところに若干自分の中でフラストがたまっているところもあるんですけれども、この前、内閣府にお伺いしたときに、今回の女性法案をつくるために残業しているという話があるもんだから、本当は6時に男性職員がちゃんと時間外をしないで、帰る環境がつくれるかどうかをぜひ内閣府の皆さん方につくっていただきたいとご指摘をさせていただいたんですけれども、きっと今の私の話もそうで、なかなか範を示すというか、自分たちでまずやってみるというのも、法案を出さなければいけないので、なかなか難しいんですよというお話もありました。しかし、そこを何とか自分なりにワーク・ライフ・バランスを自分でもとってみるということを通じて解決策を生み出さなければいけないと思いますので、これから半年たちましたので、その努力をさせていただきたいと思います。

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