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こちら知事室です
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地方創生関連

○NHK
 きのう、さが創生推進課というところが発足して、あとはその先ほどのテレワークの話もありましたけれども、今、知事が移住政策に力を入れようということで動き始めたかと思うんですが、今の時点で、今のタイミングがどういう段階だと思っていらっしゃるかということと、今後どういうふうに、人口減少は将来的に課題となる中で、どういうふうに今後地方活性化というか、県外からの移住を進めていこうというふうに考えているかということを、ぜひひとつお話を伺えればと思っております。
○知事
 移住サポートデスクを掲げさせていただきましたけれども、私は移住は最終的な結果だと思っているんですよ。ですから、無理やり移住しませんか、この指とまれということではなくて、やはりきのうサガプライズ!の発表をさせていただきましたけれども、佐賀にはさまざまな本物があってすばらしいところなんだという情報発信をして佐賀のことを知ってもらう、そして佐賀に来てもらう、そして佐賀の人とつき合ってもらう、交流してもらうという流れの中で、まだまちまちでありますけれども、もう佐賀に住もうかという気持ちになっていただくというところでデスクがお持ちしているわけでありますから、もしとことん佐賀が好きになって、佐賀に住むということに価値を見出していただける方に対してさまざまなご案内をさせていただく。今までそれがなかったわけなので、どちらかというと仕事をするというところのデスクでしかなかったので、さまざまな佐賀との接点が持てる幅広の相談窓口として機能させる。そして移住という面からすると、移住、移住ということで正面からではなくて、最終的にはこの移住という姿もお試しも含めてやりながら考えていただくと。市町と相談するパイプ役にもなると。そういった機能を持たせたいと思っております。
○読売新聞
 大きく質問が2点あります。1点目は今の質問に関連して、さが創生の関連なんですけれども、移住というふうなことで地域を活性化するというアイデアもある一方、隣県に福岡という大都市があって、人口も多く雇用もあるというところで、その活力を呼び込むというのも非常に大事なポイントだと思います。
 先日、少し前なんですけれども、読売新聞の連載でさが再生というのをやらせていただいたんですけれども、佐賀から福岡に通うというライフスタイルなどもあると思うんですけれども、その福岡の活力をさらにうまく取り入れるというか、それをうまく利用する政策として何か考えられていらっしゃるものありますでしょうか。
○知事
 まず、私もこれまでの佐賀県政の政策をいろいろ見る中で、割と福岡はやっていないんですよね。これ何でかなといろいろ聞いてみると、福岡と何かやると吸い取られると、福岡に。という感覚の中で、東京、大阪のほうを主にやってきた。私は違うと思っています。今こういう状況だからこそ、むしろ福岡の皆さん方に佐賀県に来ていただくチャンスだと思っています。
 1つは、さっき移住の話がありましたけれども、まず佐賀県の皆さん方に、福岡は余りにも近いので、逆に移住しないでねと、移住しますか、この近い距離でということをまず申し上げたいし、今、時代は非常に自然環境豊かで子育てのしやすいところで住環境を持ちながら、そして通う、働く場所は例えば博多であっても私はいいと思うんですけど、そういうさまざまなスタイルができると思うんですね。そのときに佐賀は非常に魅力的な近郊県だと私は思っていますので、これから戦略的に福岡にお住まいの皆さん方に佐賀に住むということのすばらしさというものを訴えていきたいと思います。例えば、福岡県内でも今糸島に大分人が移住している状況があります。そういった感性で、もう一つ先に唐津、もっと今まで以上に三瀬、脊振に、そして富士に、大和に、そして佐賀南部にと、そして鳥栖にという流れをこれからしっかりとつくって私はいけるんではないかと思います。

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