メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です

「肝がんワースト1卒業」に向け県内医療機関の協力のもと、肝疾患対策に取り組みます
~データ分析を踏まえたC型肝炎治療リーフレットを県内全医療機関に配布~

 佐賀県は残念ながら、平成11年から肝がん粗死亡率が16年連続でワースト1となっています。
 この死亡率ワースト1を卒業すべく、佐賀県ではC型ウイルス性肝炎の治療を促進するために、肝疾患患者の「治療をしよう」という気持ちを後押しするため説明資材を制作し、県内医療機関の協力のもと肝疾患対策に取り組みます。

 この説明資材は、肝疾患患者の方々へより効果的に治療のアプローチを行うために、治療を受けた肝疾患患者の方や、肝炎ウイルス検査で陽性だったにもかかわらず治療をしていない方などに、治療に至った又は至らなかった要因、治療を勧めた存在、説明された方法等、佐賀大学と協力してアンケート調査や聞き取り調査を行い、これらを分析した深層心理の解明に基づいて制作しています。

 佐賀県としては、新しい飲薬の登場により肝疾患患者の選択肢が増えたこの機会を、さらなる治療促進のチャンスと捉え、(1)肝炎ウイルス検査でHCV抗体が陽性と判明した時点で、又は(2)過去にC型肝炎ウイルス感染が判明し、抗ウイルス治療を思い留まっている患者に対して説明してもらえるよう、肝疾患治療の医療機関はもとより、今までアプローチが十分ではなかった整形外科や産婦人科(手術のために肝炎ウイルス検査などを実施)などへも波及させるべく、県内の全医療機関へ配布することにしています。

 また、この佐賀県発の説明資材の取組は、佐賀大学の研究チームにより全国に展開されているところです。

 ○ 資材は県ホームページからダウンロードもできます。
  ⇒ 医師向けリーフレット(B4)
  ⇒ 患者向けリーフレット(A3二つ折り)

一覧に戻る