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こちら知事室です
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こちら知事室です こちら知事室です

今年よかったこと、心残りがあること

○佐賀新聞
 そういう意味では、職員、知事から見られて職員さんと結構変わられますか。
○知事
 一つ、でも、僕はすごくうれしかったのは──これを言うと、何か来年が不安になってくるんだけれども、今年そんなに県職員の不祥事というか、どう、あんまりないですね、なので、私はやっぱりいろんな懸案を抱えている佐賀県だからこそ、県庁だとか県職員が県民の皆さん方から信頼を得られているのかどうかというところがとても大きいと思うんですね。なので、そういったところは今年、大分、今までの県政課題の中で、問題があったりとかしたら、絶対隠さないでくれということは県職員にも言ってきて、今だったら不問に付すとまでは言わないけれども、そんなに大きな問題には私はしないと。ただ、来年以降にね、それを後から言ってくるようであると、それは大きな問題になる。今までの佐賀県政も、ずっと抱えていくことによって、どんどんどんどんボールが大きくなって、後になって対処が非常に困ったという事態があったと思うので、できるだけ悪いニュースこそすぐに上に上げるということは徹底して、そこの習慣はできてきたのかなと思うところが非常に私は県職員の皆さん頑張ったなと、鳥インフルエンザのときからそうでしたけれども、士気高くですね、本当に寒い作業をつらい中で頑張ってやったと思います。
 問題は、やっぱり私が言っている現場主義だとか、ミッションの大切さ、何のための仕事なのかとか、そういったところへの意識がまだ本当に職員全体に行き届いているのかなというと、ちょっとまだそこまでいっていないなということだったりとか、これは私自身の責任でもあるんですけれども、知事の言っていることが、本当に、じゃ、ミッションってどういうことなのって言って、理解しているのかというと、そうでもないという話もあったりもしたので、そのあたりはこれから、これは各部長たちにも、そして、これから組織改正とかも考えているので、いろんな体制で県庁内が風通しよく、そして、責任がしっかりとそれぞれ図られやすく、そして、県民の皆さん方から、非常にわかりやすくなったねと言われるような県政を目指していくというところで言えば、県庁改革はまだまだ道半ばだと思います。

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