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こちら知事室です
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県政課題への姿勢

○読売新聞
 1点あるんですけれども、知事はもうすぐ就任して1年ということで、今年は特に重要な課題がいろいろある中で、その懸案にとって重要な1年になるということですけれども、繰り返しにはなってしまうと思うんですけれども、どのような姿勢で改めて国政課題、オスプレイですとか原発について向き合っていきたいか、お尋ねしたいんですけれども。
○知事
 そうですね、これも年末申し上げたんですけれども、私1年やってみて、目の前にある課題だとか、目の前にある話をしに来ていただいた方だとか、そういう方々と向かい合って、そのときに感じたことをしっかりとお伝えするということをやってきたんですね。
 よく、ややもすると、事前の段階で調整をしていて、あらかじめ決めていた話をするということも行政の場合多いわけですけれども、多分、うちの職員もわかると思いますけれども、私が何をしゃべるかって、結構そのときになってみないとわからない。それは、相手さんがどういうことをしゃべられるのか、そして、具体的にそこがどういう意味をなしているのかって、表情などを見ながら、私はそこで問うてみたりいろんなことをして、素直な思いを語って、その会談が終わってみないと結論が出ないという状況が多かったと思いますけれども、なかなか胆力の要る作業で、私は今非常に厳しいんですけれども、でも、きっとそれこそが、佐賀県と交渉するときの、真摯になって対応していただける一つのやり方なのかなと自分なりに思ったりしています。
 そのときに、私が常に考えているのが、これは県職員にも言っていることだし、自分にも戒めのことですけれども、うそはつかない、県民には真っすぐに話をさせていただくということをしっかりと守っていくことが何より大事で、そのときに私自身がふらふらしたり、誤ったことを話してしまう、これから起きてしまうかもしれません、その場合はすぐ訂正しますけれども、そういったような真摯な姿勢というところが行政というのは大事なのかなと思いますので、その初心を忘れずに、もう1年、繰り返してやっていきたいなと思っています。

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