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こちら知事室です
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大雪被害関連

○西日本新聞
 1月末の大雪で農業被害がかなり出ているようですけれども、現時点で確認されている被害額と、県としてできる対策について教えてください。
○知事
 先月24日から25日にかけての大雪につきましては、数十年に一度と言われていて、県内でも10センチから30センチ以上の積雪に見舞われまして、私も基山のほうに行って、アスパラガスのパイプハウスの倒壊なども目視してきたわけでありますけれども、2月2日の17時現在でビニールハウスの倒壊は、県内で293棟でありまして、被害面積、約5.5ヘクタール、被害額は約1億円ということであります。
○西日本新聞
 県として、何か支援策等は考えていますか。
○知事
 そうですね、これは基山の被災地のほうでもお話しさせていただいたんですけれども、県としてできることをしっかりやっていくということなんですけれども、国のほうにも九州農政局長に申し入れをしたりとかもしたところでありますけれども、国も全力を出して支援していただきたいと思いますし、その中で、県と町がしっかりとそれも支えていくというような、うまいぐあいの構図をつくって、ポイントは被災された農家の方々の気持ちが折れないことが大事だと思っています。丹精込めてつくったビニールハウスが完全に屈折して崩壊してしまったということなので、これを撤去して、さらに新しく再建していく作業というのは非常に気が滅入る作業でありますから、ぜひもう一回頑張ってやっていこうというようなことをしっかりとやるためにも、国にもしっかりと訴えて、そして県と市町も支援していくということをやっていきたいと思います。
 なお、大雪被害は2月5日の15時現在で、県内でビニールハウスの倒壊は383になっておりまして、うちアスパラガスが101、ホウレンソウが46、イチゴが39、柿が30、コネギが24、パセリが15、その他が128ということで、被害面積が6.6ヘクタール、そして被害額は約1.3億円ということで、2月2日から3日間でまた増えて、さらに増えるんですか、これはまだ変わる。まだ調査中のところもあるということなので、今のが2月5日の15時現在でございます。

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