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平成28年熊本地震を教訓にご自宅の耐震化を進めましょう -わが家の耐震化-

 続きまして、最後になりますけれども、「平成28年熊本地震を教訓にご自宅の耐震化を進めましょう」でありまして、最近、熊本や大分のほうでもこの耐震化の話がクローズアップされております。
 熊本は地震が少ない県でありましたけれども、本県も地震は比較的今まで起きていない、ずっと起きていないと言ってもいいんですけれども、今回の揺れで皆さん多くの地震に対する恐怖感や意識を持っていただいた、こういうタイミングでぜひご自宅の耐震化も考えていただきたいと思います。
 やはり昭和56年以前の旧耐震基準により建設された木造住宅が多く倒壊しています。一部56年以降でも断層帯の上に乗っかっていて倒れたりしているのが今回1つの衝撃だったんですけれども、やはり全体的に見ると、56年以前の旧耐震基準のところがことごとく倒壊しています。
 今回の(地震)を教訓に、ご自宅の耐震化を考えていただきたいと思います。
 まずは耐震診断から始めていただきたいと思っています。建物が大地震に対して耐えられるかどうかを調べる診断作業のことです。
 「誰でもできるわが家の耐震診断」があります。これで、ご自宅の耐震性を確認する。これは、自分でできるような形になっていますので、配布先がここ(各市町や土木事務所の担当課)です。そして、県の安全住まいづくりサポートセンターが無料で専門家による耐震診断等の相談を受けておりますので、こういうものも活用していただきたいと思っています。
 この「誰でもできるわが家の耐震診断」の結果で不安がある方は、専門家による詳細な耐震診断になりますけれども、この辺の費用の関係なども、まだ県内で助成制度がある市町とそうでないところがあって、助成制度がある市町に対して県が助成もしているんですけれども、こういうところはせんだっての会見でも、これから県として考えていくというお話をさせていただきましたが、市町が中心になっておりますので、GMなど、さまざまなところでこういった議論もさせていただいて、これを機にご自宅の耐震を考える契機にしたいと考えています。
 そしてもう1つ、私もチェックしに行きましたけれども、やはり今回、佐賀県内のスーパーも飲料水などがなくなって、食料、飲料水などの備蓄を考えなきゃいけない。それから、改めて、発生したときにどういう行動をとるべきなのかについても考える契機にしていただきたいと思っておりますので、報道の皆様方もさまざまなきっかけを使って、周知方よろしくお願いします。

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