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佐賀空港の自衛隊使用要請関連その4

○読売新聞
 オスプレイに関して、先ほども一定程度の内容が示されつつあるというふうなご発言がありましたけど、基本的なところで恐縮ですが、この間のやりとりを通じて、明らかになったところと、まだちょっとここは明らかになっていない、足りないなと思う具体的なものがありましたら教えていただければと思います。
○知事
 県とすると、自分たちが求めているものについてはおおむね返事が来ているのではないかなという。ただ、その確認、精査は、抜けとか漏れとか、我々が求めているものに対してあるかどうか、今、職員がチェックをかけている状況です。
 ただ、これはあくまでも県庁なので、県民の皆さん方のいろんな意見もしっかりこれからも聞いていかなければいけませんから、そういう中で、まだあるのかもしれません。我々とすると、皆さん方も見ていただいて、防衛省さんが今開かれて説明できるものについてはおおむね説明していただいたのではないかなという感じではあります。
○朝日新聞
 確認なんですけれども、オスプレイなんですけど、今後、県と漁業さんとか市との間でいろいろ協議をしていく中で、県としては見えてきたなと言うけれども、例えば、市とか漁協がこういうところをもっと詰めてほしいという話が協議の中で出てくれば、県としてかわりにではないですけれども、防衛省に対してそれを投げるということは、やりとりの中であるのですか。
○知事
 まさにそれがこれから大事なことで、一応、全体として回答いただいたと言っても、漁協さんは騒音でも環境でももっと深くという話に多分なると思うんです。彼らは一生懸命あそこで生きているわけですから。そういうものに対してしっかりと我々としても向き合って、防衛省さんに対して対応していくことが大事なのかなと思います。
○NHK
 ちょっと気の早い話かもしれませんけど、知事がオスプレイで結論を出された場合は、まずは市や漁協に伝えられた上で、国に伝えるのか、もしくは国に伝えた後に市や漁協に説明されるのかという手順、流れとしてはいかがですか。
○知事
 そのときそのときに一生懸命向かい合っている感じなんです。だから、先にああやって将来はこうやって手順踏んで、こうやってやろうと結論を持って行動しないので、そのときそのときの状況の中で対応していきたいと思います。
 ただ、この覚書の事前協議のやり方は、先ほど説明したとおりなので、もし受け入れる場合はそういう手順だろうだと思いますし、受け入れない場合については、また別のやり方があるのかもしれないし、そういったことについて今は先入観なく真っすぐに向かい合って、しっかり対応していきたいと思います。
○NHK
 先ほどのオスプレイの関連で、漁協と市と協議をしていく流れとなっていますけれども、その枠組みとしては、例えば3者でやるのか、個別でやるのかとか、そういったのは知事としては、想定は。例えば県と漁協とか、県と市とか、個別でやるのか、そういった想定というのは、知事の中にはあるんでしょうか。
○知事
 漁協さんは、県と一緒にという話があって、漁民の皆さん方、彼らの思いにできるだけ寄り添って対応したいという気持ちは私も非常に強いし、彼らのほうから県と一緒にという話もあったので、それは我々としてもきっちりやっていきたいと思います。
 市は、同じ自治体で対等の立場なんです。ですから、いつも司々と言いますけれども、市がどう考えるか、市長さんなり市役所がどう思うのか、それを尊重したい。別に我々のほうからどういう枠組みでと言うつもりはないので、まずは市のお考えをお伺いしたいと思います。

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