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学校教育ネットワーク不正アクセス関連

○西日本新聞
 県教委の不正アクセス事件のことでお願いします。
 6月末の記者会見から続々と新たな個人情報の流出が判明しております。このことについて、まず受けとめをお願いします。
○知事
 私はもともとこのICT自体が教育の質を高めるためのものでなければいけないということ、すなわちハードはあくまでもミッション、目的、ソフト、そういったものをいかに大事にしていくのかが重要だと思っているんです。ですから、やはりこういった先端的なことをやっていくときには、1つは、それが本当に十分に教育現場の中で受けとめて消化し切っているだろうという観点と、そのために一番必要なセキュリティーがしっかり確保された上で行われているのか、この2点は極めて重要だと思っているので、今、先に進んでいますから、しっかりと教育委員会がこの2点について対応しながら前に進めていただきたいと思っています。
 そして、昨日、いろいろ事実関係を発表したと思いますけれども、私の県政は公開を徹底的にやっていくと、できる限り、嘘、隠し事なく開ける情報は開いていって、その上でみんなで議論して決めていく県政にしたいと教育委員会のほうにも申し上げて、できれば佐賀県教育委員会のほうもそういった対応をやってもらいたいということに対して受けとめて、ああしてやっていただいたのかなと思います。
 私は教育行政に微に入り細に入り介入することは考えておりませんけれども、そういった大きな考え方で進めてもらいたいということは常に申し上げているところです。
○西日本新聞
 関連して、今、教育行政にはあまり立ち入らないという話だったんですけれども、有識者から、今回のこの事件を受けて、対応のずさんさであったり情報管理体制の甘さが指摘されています。一旦このシステムを停止して、改めて見直しとか体制の強化を図る、そういった考えはありますでしょうか。
○知事
 まさに今回の対応方針にしても、教育委員会が自立的に自主的にしっかりやってもらうことだと思うんです。ですから、そこをまた私がとやかく言って、とめろとかいう問題ではなくて、一番現場に向かい合って、子どもたちのことを一番考えなければいけない教育委員会がみずから考えて対応すべき課題だと思っています。

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