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有明海再生関連

○朝日新聞
 諫早干拓について、きょうまさに今、この時間、福岡で4県協議が始まって基金案について議論されているところです。2年前に規約が改正されたときに、4県協議の性格として、開門問題には触れずに、あくまで水産振興について話し合う場としてスタートしたところです。でも、今回、大臣が来られたときに、長崎県でのぶら下がりで言っていたんですけれども、国としては、今回の4県協議は長崎地裁の延長として話し合う場であって、開門しないという地裁の前提が引き継がれて、今回4県協議が始まりますよという認識のようなんですね。その点について、構成メンバーである県としてはどのようにお考えでしょうか。
○知事
 私はかねがね、この問題についてはあまり話さないといって会うのはどうかと、いかがなものかなと思っていました。それは長崎県庁にいたときからそうで、この問題は別にしてやるってどうなのと。やっぱりいろんな人が掛け値なしに話し合う中でいろんなことが出てくるのかなと思っています。
 その中で、その問題をやるからそれにオーケーだということとは全く違います。ただ、いろんな意味で、できる限り関係者が集まる機会はあっていいんじゃないかなと思っています。
○朝日新聞
 前提云々よりも、集まって話し合うということに意味があるというお立場。
○知事
 そう。私は関係者が、有明海の再生という問題で掛け値なしに会っていくのは非常に有意義だと思いますし、その中でそれぞれの主張をしていくことはあっていいんだろうと思っています。
○朝日新聞
 その際に規約が改正されたときに知事レベル会合も可能とするという形になっているんですけれども、それから2年、まだ知事レベル会合には至っていないんですが、今回、この機を捉えて知事としてはそういうところに出ていきたいというお考えのありますか。
○知事
 私は求められたら、全くやぶさかではありません。そのときに、4県で、今までもいろんなシチュエーションがあったんですけれども、こういう議題だから出ないとか、そういうのはもうやめにしたほうがいい。すべからくそれぞれの思いをちゃんと言って、有明海の再生というミッションはみんな同じなので、その上でどうあるべきなのかということはあっていいんではないかなとは思っています。

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