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佐賀の偉人!北海道開拓の父「島義勇」銅像建立寄附金の募集を開始します

 肥前さが幕末維新博覧会については、かねてからお話をさせていただいておりましたけれども、会期を決定したいと思います。
 来年、2018年3月17日の土曜日から2019年1月14日までにしたいと思います。その心は、成人式が1月14日までには各20の市町とも終わるという話がございましたので、佐賀県出身の皆さん方がお戻りになっても、そういった我々の歴史というものに対して、ぜひまた知っていただきたいなといったことも込めております。
 そして、佐賀の偉人、北海道開拓の父「島義勇」の銅像を建立する寄附金の募集を開始したいと考えています。
 皆さんもご案内のとおりですけれども、(島義勇は)北海道で高く評価されております。私もきのう、北海道の高橋はるみ知事と対談させていただきましたけれども、札幌の基礎をつくった北海道開拓の父ということで、鍋島直正公は初代の蝦夷開拓使長官で、きのう行った山鼻小学校でも知事の写真がずっと飾られているんですけど、一番端に直正公の像がありました。初代でありまして、そのときの判官として島さんは札幌のまちづくりをしたということで、北海道神宮ですとか、それからこれは札幌市役所ですね。秋元市長とこの前で写真を撮りましたけれども、「判官さま」というお菓子があったりとか、また、こういった漫画が制作されているということで、非常に北海道で高く評価されているところです。
 一方、八賢人の島義勇を生んだ佐賀県とすると、この程度しか今、顕彰するものがないという状況で、非常に北海道の皆さん方からも残念だというお話も伺っております。
 そして、来年は明治維新150年の年でもありますし、北海道命名の、松浦武四郎という方が命名した150年の年であります。
 明治新政府において初代の開拓判官として貢献した島義勇を顕彰したいということで、島義勇の銅像を記念モニュメントとして佐賀の地に建立したいと考えています。
 これから場所等については考えたいと思いますけれども、北海道の皆さん方との話の中では、北海道の地を向く、そして北海道に旅立つ前の姿とか、いろんなご提案もいただきましたし、閑叟公のほうを向きながら北海道という話もございました。いろんなことを考えながら、これからそのための動きをしていきたいと思います。
 これは、きのうまで北海道の札幌に行っていたときの(写真で)、これだけ多くの方々が島義勇の顕彰祭ということでやっていただいているんです。これは、きのう行った山鼻小学校、島義勇のみこしというか、山車を出している町の小学校でありまして、140年ぐらいたっているんですかね。私と全校生徒と高橋知事と、命名150年とうちの博覧会と連携していきましょうということです。
 ふるさと納税(施策応援コース)の中で、本日より寄附金の募集を開始したいと思っております。北海道の皆さん方もご協力いただくような話もありましたし、佐賀県のほうからも、そして佐賀県の関係の皆さん方からもぜひお願いしたいと思います。
 目標金額は1,500万円、個人は1万円、法人・団体は10万円以上になりますと、芳名板に刻印・掲示がされるということです。
 皆様の熱い想いによりまして、島義勇の「志」を未来につなげていきたいと思います。よろしくお願いします。

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