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こちら知事室です
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原発関連その1

○読売新聞
 まず1点目、先ほど説明ありました玄海原発の視察に関してですけれども、知事は就任直後にも一度視察をされているかと思います。今回で2度目の視察になりますが、1回目見られたときの回り方と、今回、地元同意の判断を迫られる中での視察、見て回る箇所だとか主眼を置かれるポイントが変わるのか、どういうふうにして見て回るのかですね。
 それと、社長との意見交換会も予定されておりますが、九電の姿勢を確認とおっしゃいましたけれども、どのようなことを知事のほうからおっしゃって、どのような社長の姿勢を引き出したいと思われているのかについて。
 もう一点関連して、世耕経産大臣との面会というのも知事は判断する上で重要視されておりますが、きょう一部報道で、22日にも佐賀県を訪れて面会という報道もなされておりますが、大臣のスケジュールも合わせて教えていただければと思います。
○知事
 まず、玄海原子力発電所の安全対策についての視察につきましては、先ほども若干申し上げましたけれども、九電が規制委員会とのやりとりの中で、充実強化をされたところがあります。例えば、竜巻対策ですとか基準地震動が上がったことによる耐震性の向上ですとか、可搬型設備の保管庫などを、チェーン固定式でありましたけれども、そういったものを箱型に変えたという話も聞いております。
 それから、緊急時の対策等についてはこれから整備されるということで、その予定地とか、前回いろいろ回らせていただいたところからの充実強化について、どういうことがなされたのかということを確認したいと思っています。
 それから、2点目の九電の姿勢についてですけれども、私は知事就任以降、九電と話をさせていただいて、最初のときに、うそをつかない、そして風通しをよくする、あらゆる事態にしっかり対応するというこの3点についてしっかりお願いしますという中で、途中、免震棟の話がありました。それから、乾式貯蔵の話がありました。そういった話について、必ずしもストレートに情報が県のほうに来なかったということもあったので、私はやはりこういった災害対策、特に原子力についてはソフトウエア、人がどう動かすべきなのか、人がどう動こうとしているのかということがとても大事だと思っています。そういったところについて、改めて九電さんの考え方──私が申し上げたいのは、特に、このうそをつかないということ、そして風通しをよくするということについては、幹部職員だけではなくて、まさに現場で働く人全ての人たちがそういう意識を共有することによってなし遂げられることだと思っています。ですので、そういったところが、九電さん全体に意識共有ができているのかどうかについての確認をさせていただきたいと思っております。
 それからもう一点は、経産大臣にぜひ佐賀のほうにお越しいただくという話については、かねてから調整をしているところであります。日程につきましては現在調整中でありますし、それにつきましては国のほうからまとまり次第発表があると思います。

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