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「山口亮一と佐賀美術協会の100年」展を開催します

 「山口亮一と佐賀美術協会の100年」展を開催させていただきます。
 山口亮一さん、この方、佐賀藩の重臣、中野家の出身でして、東京美術学校で岡田三郎助らの教えを受けて、佐賀美術協会の初代会長です。まさに明治維新以降の日本近代美術の流れを、他県に先駆けて佐賀にもたらし、それを育てた「佐賀県近代美術の父」です。
 さて、この佐賀美術協会というのは何なのかということですけれども、まさに岡田三郎助、そして久米桂一郎らを中心に結成された団体ですけれども、毎年展覧会を開催しております。
 そして、この佐賀美術協会展は、大正3年に第1回展を行っておりますが、総合美術展の先駆け的存在で、県単位の総合美術展としては国内最長寿でありまして、今、100回目の記念展が佐賀県立美術館において開催されております。
 これがその佐賀美術協会設立会の様子でありまして、これが三郎助、久米さん、山口亮一さんで、とても由緒のある協会です。
 この7月28日から9月3日まで、県立美術館の2~3号展示室を使いまして、山口亮一、そして佐賀美術協会ゆかりの作家による作品、関連資料を展示したいと思っています。
 関連イベントも、開会式、セミナー、それからギャラリートークということで繰り広げたいと思っております。
 肥前さが幕末維新博覧会のプレ企画展としての「山口亮一と佐賀美術協会の100年」、多くの皆様方のご来場をお待ちしております。

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