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こちら知事室です
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唐津沖での金塊密輸関連

○NBC
 ちょうど1週間前になりますけれども、唐津市の港に多量の金塊が密輸された事件がありました。まず、こういった事件が佐賀県の唐津市で発生したことについて、知事はどういうふうに受けとめていらっしゃいますか。
○知事
 やはり佐賀県が、非常に大陸に近いということを再認識させられましたし、博多でも例の強奪事件が発生したばかりでしたので、今の北朝鮮情勢もそうですけれども、そういったものにしっかり立ち向かいながら、さまざまな事案に対してどう対応していくのかということをしっかり考えていかなければいけないなと思いました。
 せんだって、いわゆる実動省庁、例えば、警察、消防、海保、自衛隊の佐賀県に関係する皆さん方で意見交換会を実施させていただいて、そういったことについても、いざというときにどう連携していくのかの議論もさせていただきました。そして、佐賀県も非常に海岸線が長いので、どこでどういうことが起きるのか、そして漁船ということがあったので、そういったこともしっかりとお互い各機関が連携しながら警戒していく必要性を感じました。
○NBC
 佐賀県内、港はたくさんありますけれども、知事としてこういった事件が発生したことを受けて、何か取り組みたいこと、防ぎたいこと、防犯的なこと、何か知事としてお考えあったら教えていただきたいんですけれども。
○知事
 我々がさまざまな事態をしっかりシミュレートしていくことが大事だと思いますし、そのときに、先ほど申し上げたように各機関がどう対応していくのか、県として何をなすべきなのかということについて、もう少し考えておく必要があると思います。
 例えば、避難民の問題もありますね。いろんな問題を我々は想定しながら、その時点でどう対応していくべきなのか。今回の熊本地震が起きて、我々もいろんな検証をしながら、佐賀で起きたらどうするのかということを検証しましたけれども、どちらかというと、自然災害がボトムアップ型で現場がどう起きているのかというところから対応するのに対して、そういった国防だとか、国際間の問題というのは、トップダウン的にとか、国からの連絡を受けたりとか、そういう情報の流れの中でどう対応していくのかということが求められるので、しっかりそういった事態に対してどう対応していくのかということもあわせて、しっかり検討しようということを申し合わせているところです。

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