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佐賀空港の利活用関連

○日経新聞
 先日、佐賀空港が訪日客の誘客支援空港に指定されましたけれども、知事も先日、空港の拡充のことをおっしゃっていたと思うんですが、既にされていること、指示されていることと、今後どういったふうに活用していきたいかという点をお聞きしたいんですが。
○知事
 九州佐賀国際空港については、今回、誘客空港の指定もいただきました。非常に高い評価を受けていると私は聞いております。右肩上がりで利用実数が上がって、昨年は熊本地震がありましたけど、それでも66万人ということになりまして、その後もソウル便がデイリーになったりとか、台湾便、プログラムチャーターが就航したりとか、私は感触的に言って、海外にプロモーションしていてもまだまだこれは行けるんじゃないかなと思いますし、まずは佐賀自身の認知度がまだまだ低いこと、そして、九州佐賀国際空港は九州全体の中心で、九州全体の周遊として活用する価値があること、それから、実際に使っていただいている方々が福岡の南部だったり、熊本の皆さんだったりとかするので、そういう認知度、特に福岡県南部の利用、本来、佐賀空港を使ったほうが利便性がある、まだ多くの皆さん方がほかの空港を使っているというデータがあるので、そういったところをしっかりとやっていく。有明海沿岸道路がどんどん今充実している中で、筑紫圏域が県境を挟んで非常にアジアの拠点として輝いていくということが私は可能だと思っています。そのことについて、県境を越えた取り組みというものがこれから充実することができれば、九州の中心といったところ、アジアの中心といった拠点といったところに対する方向性というものも私はあながち夢じゃないと思っています。
○日経新聞
 その点に関してですけど、国際線の出入り口としてはもう既に機能を始めていると思うんですけれども、ハブ的な機能として、国内線が今、成田と東京しかないと思うんですけど、そういった点の充実を図っていくという考えは。
○知事
 そこは九州佐賀国際空港が、それこそ他県からの誘客をどれだけできるのか。特に福岡県が混雑空港でぱんぱんでもあったりして、例えば、北九州空港は今度沖縄に飛んだりとかもしますし、そういったところでのお互いの役割分担みたいなものが出てくると思うんです。そういった中で、我々とすると、例えば、大阪だったり、企業誘致が最近盛んな名古屋だったり、もともと縁のある札幌だったりとか、仙台だったり、そういったいろんな可能性は視野に入れながら、これから戦略的に取り組んでいく必要があるんだろうと思っています。

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