「医とくすりへの志」展を開催します

　県では、肥前さが幕末維新博覧会の特別展として、幕末維新期、日本の「医とくすり」の最先端を走っていた佐賀をテーマに、「医とくすりへの志」展を開催します。
　佐賀藩は、明治維新に先駆けること十余年、科学技術をはじめ、各分野の近代化に成功していました。
　鍋島直正公が心血を注いで築いた「教育」制度により、佐賀で多くの人材を輩出します。また、対馬藩田代領（現在の鳥栖市東部及び基山町）でもくすりを通して優秀な技術者を輩出します。
　これらの輩出された人材は、明治期における新しい医療界の発展に重要な役割を果たしました。
　「医とくすりへの志」展に登場する佐賀の「医人」たちは、幕末維新という時代の過渡期に、何を思い、何を目指して努力し進んでいたか、現代を生きる私たちが郷土の「医人」たちの「志」を感じとり、これからの歩みに役立てていただける機会となれば幸いです。
　なお、展示では、体系ごと・時系ごとにこぼれ話を取り入れ、場面のハイライトを映像化し分かり易く仕上げています。
　また、企画展の開催に先立ち、下記のとおり、オープニングイベントを開催します。

記

1 企画展名 「医とくすりへの志」展
	平成30年6月1日（金曜日）～7月13日（金曜日）期間中無休 佐賀県立博物館3階3号展示場（展示） 　　　〃　　　　岡田アトリエ（体験）
2 企画展のオープニングイベント
	平成30年6月1日（金曜日）9時00分～9時30分 佐賀県立博物館玄関前ピロティ ・寸劇「鍋島淳一郎への種痘」 知事・おもてなし隊による演劇 ・佐賀学園高校吹奏楽部による演奏 ※一般公開は9時30分～
3 企画展入場料 無料