メニュー表示
こちら知事室です
×
こちら知事室です こちら知事室です

タマネギ「べと病」被害から順調に回復しています

 さて、タマネギのべと病被害から順調に回復している報告をしたいと思います。
 全国2位でありまして、北海道の次が佐賀県ということで、兵庫県と組んで、北海道の出荷がない別の時期にタマネギを出荷しているのが我々の特徴で、大きな役割を果たしています。タマネギの値段を安定させることにも佐賀県は大きな貢献をしていると自負しております。
 特に、うちのは早生のタマネギが甘くて、私も子供のころからタマネギをスタミナサラダみたいな形で、生でタマネギを食べろと親から言われて大分食べておりましたが、本当にみずみずしさが特徴で、おいしいものです。
 28年度産のタマネギは本当にひどい状況でありまして、対前年比64%と激減して、大変な状況になってしまい、タマネギをやってられないんじゃないかという声も大分聞かれました。タマネギの花の花言葉はご存じですか。不死、フェニックス、死なないということです。もう一回タマネギの花を咲かせるぞということで、思いを共有させて、みんなで力を入れて頑張っていったことで、何とか今、回復に向けて頑張っているところです。
 さまざまな対策会議をやって、薬剤の問題なんかもしっかりやるということも大事なんですけれども、何よりも土を大事にしていくことが大事で、特に、佐賀の土地は連作でずっと使い続けている、利用率が高いのが佐賀の特徴で、人も土も働き続けているので、いい土をつくっていくことをみんなで考えていきました。土づくり、排水対策もしっかりやっていこうというのが我々の今回の教訓でもありました。
 ということで、べと病対策にしっかり取り組んで、佐賀県産のおいしいタマネギを消費者の皆様へお届けし続けていきたいと思っています。

一覧に戻る
前の記事に戻る
次の記事に進む