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こちら知事室です
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みんなで佐賀米を食べましょう!

 まず、最初の項目ですけれども、「みんなで佐賀米を食べましょう!」ということで、まずは、佐賀県民の皆さん方にお願いです。みんなで、今年は特に佐賀米を食べましょう。
 というのも、ご案内のとおり今年の佐賀米は記録的な不作で、危機的な状況です。作柄指数は63ということで、全国最下位。そして、2006年に49ということがあったんですけれども、ワースト2位です。一生懸命、農業者の皆さん方、今年も頑張ったわけですけれども、自分たちでは防ぎようがない日照り不足だったり、今年は豪雨があって、台風があって、塩害があって、そして、トビイロウンカが異常発生してということで、本当に複合的なダメージを受けまくっています。
 ということで、特に「さがびより」はほかの品種よりちょっと後から出てくるもので、そのダメージをもろに受けた形になっておりまして、これはご案内のとおり「さがびより」の袋です。これは何で透明になっているかというと、その粒自体の美しさだったり、そうしたみずみずしさみたいなものが、みんなから見ていただいても自信ありまくりだということで透明にしているわけですね。それは、いわゆる1等米ということでこの袋を使っていたわけです。実際、例年はこの赤いのが1等米なので、みんなが努力してこの1等米の比率が高かったわけですね。
 ところが、今年は量もさることながら1等米のシェアが小さいということなので、非常に我々、JAさんや生産者と悩ましい問題だったわけですけれども、あくまでも佐賀のブランドを守ろうということで、この透明の袋はこれまで同様1等米にしか使わないという判断をさせていただきました。今年だけほかの2等米、3等米がまじるということではなくて、あくまでもあれは1等に使うということで、ブランドを死守しようという苦渋の選択をしたということです。
 丹精込めて、ひたむきに育ててきた「佐賀米」というのが本当に歴史的な不作となった年でありまして、生産者の皆さんは元気をなくしておられます。本当に悲痛な声が届いております。
 それで、先ほど申し上げたように、今年は特にこの2等、3等米の米袋を緊急に作成しました。あくまでもこれは1等米ということを守った上で、だから、なかなか出回らないと思います、今年はですね。これを別に緊急に作成して、一丸となって緊急対策、今年はこのシェアは少なくても何とかしのぐぞということで、この2等、3等米が多くこれから出回ると思うので、さあ、こういう苦しいときこそ、佐賀県民の皆さん方で佐賀米を食べて応援してくんしゃいのメッセージつきで、応援してくんしゃいというキャンペーンをしようということなので、ぜひ報道の皆さん方も、県民の皆さん方にそういった声が届いて、今年は佐賀米を食べようということで。
○司会
 知事に試食をしていただきたいと思いまして、お願いします。
○知事
 (試食する)おいしい。
 ほとんど遜色ないおいしさです。ただ、粒の状況だったりとか、白みが入ったりとか、そういったところで2等米、3等米ということになってしまうわけですけれども、今、私が食べたように、味は遜色ありませんので、ぜひ佐賀米のおいしさを、食べて応援していただきたいというふうに思います。
 消費者の皆さん、店頭で佐賀米を手にとって、食べて応援してやってください。お願いします。
 佐賀米を食べて応援しましょう。
 この後、「さがびより」の試食を行います!ということで、ぜひ記者の皆さん食べてください。2等米と3等米それぞれあって、味に遜色がなくて本当においしいということがよくわかっていただけると思います。ご協力よろしくお願いします。

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