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新型コロナウイルス感染症について その2

○NHK
 コロナウイルス関係について、先日の九州・沖縄の知事のウェブ会議の中で、医療機器ついても融通をされるという話をされていましたが、今、福岡県で病床がかなり逼迫しています。そういった状況の中で、福岡の患者を佐賀で受け入れる、例えば、国立病院機構ですとか、そういったところでの病床の連携というのはあり得るんでしょうか。
○知事
 かなり難しいと認識しています。というのは、1つは、今後の状況にもよるんでしょうけれども、福岡県さんは非常に懐の大きな県です。そして、県域も広くて、筑豊とか筑後とか、そういったところも含めてお考えになられると思いますし、軽症者の皆さん方をホテルなどを活用してトリアージといった手段もあるのかなというふうに思いますので、全力で頑張っていただきたいというふうに思うのと、今、佐賀県の中で調整をしているわけですけれども、プロジェクトMですけれども、やはり苦しい中でコロナ病床をつくり出そうということで、同じ佐賀県の中でお互いさまでいろんなことで、みんなでそういった気持ちを分かち合いながらやらなければいけないねと、みんな苦しんでいるよね、医療関係者の皆さん方も様々なご家族もある中でという、せっぱ詰まったみんなのいろんな思いの中で何とか実現しているところがあるんです。ですので、気持ちはあっても、なかなかそれは余力なのかというところで考えられてしまうというのは非常に、今なかなか現実的ではない。みんなの強い思いの中で実現しているプロジェクトだということを分かっていただきたいというふうに思っています。
○NHK
 PCR検査について、年度が変わってから増えているかと思いますが、その年度が変わってからの推移について改めて説明をしていただきたいのと、今後どれくらいさらに拡充させる、具体的に何件ぐらい実施できるようにするのかお伺いします。
○知事
 我々もこれは一貫していて、かねてからの医療機関のほうから手が挙がれば、全てPCR検査をやっていこうということでやっています。そして、それの件数が増えていることに併せて、我々は先ほど言ったように、全て幅広に漏れがないように、濃厚接触者のみならず関係しているところもPCRをやっていく。そうすると、いきなり20とか30という大きな桁でオーダーが来ることになるので、そういったことで増えていくんだろうというふうに思います。
 それでも、これから、むしろ今から危機がやってくるという意識に立つと、これでもPCRの数が足りない可能性があるので、様々な補正予算を活用したり、新しい機械を導入したりして、大幅にさらに余裕を持ってPCR検査ができるような体制を構築しなければいけないということで作業を進めております。

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