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災害対応について その1

○西日本新聞
 話題は変わりますけれども、昨年の大雨から本日で9か月になります。先ほど“すい防くん”の話もありましたけれども、もうすぐ出水期に入ります。住民避難などのソフトの面と河川改修などのハードの面での県の対策状況についてお聞かせください。
○知事
 まず避難の形なんですけれども、新型コロナウイルス対策をするための避難所の在り方というのは、マニュアルでの形になるんでしょうか、市町にもお示ししていきたいと思っています。我々が気をつけているのは、切迫した危険に対して対応するというところだけは間違えないようにしないと、コロナ対策をしているうちに大雨で流されて命を落とすなんてことが決してあってはいけないので、そこの部分をうまく伝えることが一つのポイントだと思います。その上でコロナウイルス対策をしっかりとやっていく、避難所の基準をつくっていくということなので、いかにしてこれを県民の皆さん方に切迫した危険が優先だよということをお伝えできるのかが鍵だと思っています。
○西日本新聞
 あと、ハードの面は。
○知事
 ハードは、避難所もできるだけ広めのところになっていくと思いますし、数も増やさなければいけないと思います。
 それから、今年は、大雨が起きたときに大分水がたまっていますから、昨日も打合せしていましたけれども、ある程度そういうのが天気予報で予期されていたら、事前放流を3日前にやっていこうと。なかなか利水の関係があって大変なんだけれども、それでも農業者の皆さんも含めて、やっぱり命が大事だから、事前放流するシステムをつくろうということで、いい形で今話が出来上がりつつあるので、そんな形で佐賀県のルールというものをつくっていきたいと思います。

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