令和２年７月豪雨による県内の被害状況

　皆さんおはようございます。
　報告事項の前に、まず、災害関係についての被害状況を改めてまとめましたので、ご報告させていただきたいと思います。
　豪雨災害が非常に頻発しているような状況でして、警戒の最中であるんですけれども、今までの時点で佐賀県は、熊本県さん、大分県さんは人的被害も含めて非常に大きな爪痕を残している中で、それに比較しますと人的被害は軽傷にとどまっているということです。ただ、住宅、河川、道路、そして農地、林地、林道、水産関係、ごみ漂流・漂着関係も含めて、県内各所に傷痕を残している状況でございます。
　こう見ていただきますと分かりますとおり、私も７月８日に現場を見て参りましたけれども、南西部を中心に非常に多くののり面の崩壊ですとか護岸崩壊などが見られて、一部、住宅も全壊、半壊といった地域もございました。山の中のほうも、崖崩れ、そして鶏舎が全壊したりというのもありました。東部地域に行きますと浸水関係、そして、戸ケ里漁港をはじめとした、葦というか、筑後川の木材が有明海を徐々に埋めているという状況でございます。
　ということで、こちらについてはなお警戒をしつつも、しっかり対応させていただきたいと思っております。