佐賀支え愛　チーム佐賀で乗り切りましょう

　コロナ関係も含めた「佐賀支え愛」、今、「支え愛局面」ということでお伝えをしているところでして、官民挙げて、みんなで協力体制が取られているものと思っています。
　まず、観光関係ですが、基本的に佐賀県の戦略は「高近長」ということです。昔、「安近短」な旅行──安く、近場で、短期間でというのがありましたけれども、佐賀県のこれからのトレンドとして、付加価値の高い、満足度の高い旅行であって、近場、まずはこれ、今インバウンドが非常に厳しい中で、近場というものを中心にしながら、近場であったって長期滞在はすばらしいんじゃないかと。オープンエアで、じっくりと近場の旅を楽しんでいただくという滞在型がいいんじゃないかと思っております。
　今、「GO To キャンペーン」などで全国的に展開されるという状況ですけれども、佐賀県はせんだっての政策提案で申し上げたように、全国一律ではなくて、観光目的で結構なので、対策費を配分してもらって地域ごとに考えたらいいんじゃないかという提案をさせていただきました。やはり全国一律での仕掛けとなりますと非常に大仕掛けで時間がかかります。そして、どうしてもタイムラグが発生することによって、コロナの足元の発生状況とそごが生じてしまうと。これはそもそもの構造的な問題だと思いますので、ぜひ各県、場合によっては九州という地域といったところに対策費を配分していただいて、それぞれの状況に応じた執行ということになりますと、恐らく各知事も納得がいきながら対策がとれるんじゃないかと思い、政策提案をさせていただいたところです。
　ということで、佐賀県は７月１日より、まず「お得なプライスの佐賀の旅」ということで、宿泊割引クーポンをそれぞれ１万円、８千円、５千円、４千円で、販売をさせていただいております。ある部分、「Go To キャンペーン」の先取りみたいな形でこれをやっているわけですけど、これは各県もやっていると思います。ですので、早目早目の展開ということで、できるだけ九州の皆さん方にも御活用いただきたいなと思っております。１万円と８千円はもう完売してしまいましたけれども、まだまだ５割引を活用していただきたいということと、それから、本日より全社発売ということで、「Go To キャンペーン」もネット系ですけれども、ネットというのはやっぱりどうしても親しめないというような方々もまだまだおられます。そういう方も含めて、地元の旅行代理店、いろいろありますけれども、そういったところに行って申し込んでいただくという中で、例えば、いかの活造りだったりとか、体験アクセサリー作りとか、そういったものをセットにした付加価値の高い旅も県として応援するということで、こういう二つのパターンで行って、これからさらに観光の推進を図っていきたいと思っています。
　続きまして、県産品ですけれども、やはりなかなか生産者、事業者が苦しい状況でありますので、できるだけ場作りをしていこうと。県内でスーパーモリナガさんの各店舗で直接販売するような、「佐賀支え愛　県産品応援マルシェ」を順次これから開催していくことと、首都圏でもスーパーで「佐賀支え愛フェア」ということで、クイーンズ伊勢丹・三越恵比寿店、紀ノ国屋・西荻窪店というようなところで、徐々に佐賀県の食材製品をこちらで販売していくことについても展開していきたいと思っています。
　さらに、これはサガテレビさんかな、県内有名シェフ５名が県産品で作れる特別レシピというのを週がわりで紹介していきますので、ぜひ佐賀産の食材を使うとこんなおいしい料理が作れるんだということで、ぜひ県産品を使って料理をしていただきたい。
　こちらはケーブルテレビ、福岡や熊本エリアで県のほうで枠を取って皆さん方で通販をこの際やりませんかということで「見てすぐ買えるスカッとＴＶ」ということで、県外展開を佐賀デザイン公社を中心に地域展開していこうということです。
　それから、コラボ系で行きますと、ロマ佐賀についてはご案内のとおり、せんだっての佐賀の展開では１億6,500万回の再生ということで非常に評判がいいわけです。ういった特設サイトのほうで佐賀版で七英雄というのが出てきて、唐津くんち聖人じゃないけど、そのような、佐賀牛何とかみたいな、強い英雄が出てくるわけですけれども、そういうところのステッカーがついてきたりとか、そういうことをしながら、佐賀県の商品を、このロマ佐賀とタイアップしながら販売していきたいと思っております。
　それから、このコロナの間にいろんな表彰関係が飛んでしまって、我々からすると頑張っていろんなことをやっていただいた方を表彰したいという思いがありました。そして、たまたま今年に当たってしまった皆さん方にとってみれば、全く表彰されるという局面がなかったので、今までできなかった表彰物をまとめて県民みんなの表彰式ということで、８月９日に佐賀城本丸歴史館で表彰させていただくことにいたしました。ぜひ表彰式ができなかったものについて、みんなで県民皆さんの功績をたたえたいと思っております。
　「＃佐賀支え愛」ということで、我々はこの標語で「＃佐賀支え愛局面」、県民みんなでお互い助け合うという行動をしていきたいと思っています。