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佐賀豪雨災害関連

○佐賀新聞
 昨年8月28日未明に記録的大雨を記録した佐賀豪雨から間もなく1年を迎えます。知事は、教訓化ということを強調してこられましたが、その点を踏まえ、この1年間の総括をお願いします。
○知事
 もう1年たったのかなと思いますけれども、総じて言いますと、関係者が連携して全力で駆け抜けたという感じを持っています。
 そして、30年前、教訓化できていなかったという我々の反省に立って、今度こそしっかり教訓化しようということでありました。災害対策本部を20回、そして、復旧・復興推進本部も17回ということで、その状況に応じた対応をさせていただいて、復旧工事等、一定期間がどうしても要するものであります。これが今、まだ懸案として残っているわけだけれども、これはどうしても一定期間かかるものなので、砂防ダムを造るとかですね。ですから、それを除いてはおおむね完了していると認識しています。
 順次、これまで作業をさせていただきましたし、住宅の応急修理は7月で完了しております。そして、農地につきましても、6月中旬の田植から順次営農が開始されているということ。そして、何よりも教訓化したかった鉄工所の油流出の問題ですけれども、みんなの協力の下で、6月24日に防災訓練が実施できたということ。こうした様々な今回の蓄積をしっかりと後世に残していく。
 これから激特事業も始まりますけれども、ワンパッケージにして、今度こそ、10年後、20年後、30年後、50年後、いつになるか分からないけれども、あのときがあったから今回は対応できたというふうになるように強い気持ちで取り組んでいきたいと思います。

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