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職員の不祥事について

○NHK
 今月17日に酒に酔った県職員が車を蹴って器物損壊で逮捕されました。先月にも県職員が酒を飲んだ後、車を運転して事故を起こして懲戒免職になるという事案がありました。
 県職員の飲酒絡みの不祥事が相次いでおりますけれども、知事としてはこれをどう受け止めていらっしゃるのかということと、再発防止策としてはどのようなことを考えていらっしゃるのか、教えてください。
○知事
 特に、最初の飲酒運転の件については全く弁解の言葉もない。本当に県民の皆さん方におわび申し上げたいと思います。というのは、今回の場合、物損で済んでいるわけですけれども、飲酒運転をしていて、その時点で人を殺める可能性が十分あるわけで、決してこれは許してはいけないことだと思います。
 そして、私が職員のみんなに申し上げたのは、お酒を飲むと、そういう意識が飛んでしまう可能性は十分あるわけで、最初からそういう行動にならないように、鍵を持ち歩かないとか、最初からタクシーで帰ることを決めておくとか、事前の防御をしておかないといけない。幾ら昼間に綱紀粛正とかそんなこと言っていたって、皆さんも大体記憶にあると思いますけど、人間、お酒を飲んで、やはりある程度自我を失うことというのは人生経験としてあると思うんですね。そのときにそこに車があって乗ってしまうというリスクをあらかじめ考えておけよと。それは別に公務で飲みに行こうが、プライベートであろうが、大切な県民、国民を殺める可能性があるということについては、徹底的にやるべきだということなので、今回、懲戒免職処分という厳しい処分をさせていただきました。
 という話をしている中で、今度は車を蹴飛ばすという行為なんだけれども、同じようにお酒を飲んで自我を失ってそういうことになったということは極めて残念に思うし、今回は車に乗っていないから懲戒免職ということにならないんだけれども、やはりお酒を飲んで自分が何をやるかということについてしっかりと自分を律するようにしらふのときから考えておくと。そして、職場でもそういうことを話し合っておくということについては強く申し上げているので、今、コロナでみんな苦しんでいるので、県庁職員はそこを支え愛でいこうというキャンペーンのさなかであるから、なおさらそういったことでミッションを誤ることがないように、ぜひしっかり職員にも言い聞かせたいと思いますし、我々自身がしっかりとこれを反省して、これこそみんな県職員全体に対する信頼に大きく影響することだから、心からおわびして、しっかりと前を向いて、これから体制をつくっていきたいというふうに思います。
○NHK
 具体的に再発防止策として何か考えていらっしゃることとかありますか。
○知事
 これは総務部で考える話だと思いますけれども、職場の中で昼間のうちからしっかりと考えておくということがいかに大事なのか。大体今までだと、通知を送って、県民の信頼を失うことがあるからというところでということになることが多いんだけれども、私は本当にそれだけではなくて、本気で一人ずつがそういうことがないようにしていくということを考えなければいけないと思うので、今2回続いたので、各組織、各チームでそういったことが話し合われて、しっかり対応できるものと信じています。

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