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令和3年度10月補正予算案


共同通信
 改めて、先ほど知事のお言葉の中にもありましたけれども、3年の期間の中で2回も被災されたということはかなり特殊な状況かなと思っています。業者さんの中でも、かなり疲労がたまっていたり、今後どうしようと考えている方、取材する中でもかなり出てきましたが、今回の補正にかける思いを改めて教えていただけますか。
○知事
 とにかく今回は心が折れそうだという声を私も直接耳にしておりましたので、もう一度、前を向いてもらう予算をつくれないかということで、これは中小企業庁の皆さんも現場に来てもらって、声を聞いてもらって──ですので、本来、本激でないと使えない、いわゆる3億円上限の補助金を支援していただけるということになったこと、大変現地の事業者に励ましになるだろうと思いますし、それと併せて、一緒にこれからそういう気候変動型のこういう災害に向き合っていく、そのための準備をしていくというものを官民挙げてやっていくという気持ちになれるような予算設定ができたんではないかなと思いますので、本当にありがたいと思っています。
NHK
 加えて、知事の心の中で、同じようなことが起きないようにというような話もありましたけど、この新しい予算措置、被災された方にどういうふうに使ってもらって、どういうふうに回復していってほしいとか、次の災害、毎年あるかもしれないという話もあったんですけれども、どういうふうに備えていってほしいというのを知事の立場からお願いします。
○知事
 まさに我々は、来年起こるかもしれない豪雨災害という、気象が大きく変わっていますので、その気象変動型の対応を流域全体で対応できるようにということで、今、内水対策プロジェクトチーム、いわゆる「プロジェクトIF」というものを立ち上げて、できるところから順次やって準備をしていきたいと思っています。これは全力でやっていかなければいけないと思っていますけれども、これと併せて、今回の事業によって、事業者の皆さん方もこれから後、災害が来たときのために、もちろん我々は全力でやるかもしれないけれども、そのリスクはゼロにはならないので、そのときに少しでも早く準備をしていただく。止水板もそうだし、機械の移動もそうだし、そういうことができるようにということと、できる限りしっかりと保険をかけていただくと。官民一体となってそれぞれ行うべきことをやって、全力で災害に打ち勝とうという体制をつくった予算だと思っています。

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