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衆議院選挙関連

○西日本新聞
 まずは10月31日に行われた衆議院選について質問します。
 10月31日に行われた衆議院選で自民党が単独で絶対安定多数を取りました。今回の衆議院選について、どんな点に注目され、結果をどのように受け止めていますか、お聞かせください。
○知事
 自民党さんが安定多数を取られたということでありまして、継続して今の政権が維持されるということになりました。特に佐賀県からも全ての方ですかね、また国会で活躍していただけるということでありますので、県民の声と思いをしっかりと負託に応える形で国政に県民の声を届けていただきたいと思います。
 それから、国の立場を伝えるだけではなくて、佐賀県の代弁者にもなっていただきたいと思います。県施策の後押しをしていただきたいと心からお願いしたいと思います。
 以上です。
○西日本新聞
 県内の2小選挙区では、立憲民主党のお二人が議席を獲得されました。一方で、投票率が過去2番目の低さで、県の選挙結果に対する受け止めと、その低投票率、政治に対する関心の低さについての見解をお聞かせください。
○知事
 私、今回の投票率で衝撃を受けたのは、地方部と都市部があまり変わらなかったことです。これまでは圧倒的に地方部が投票率は高かったわけですけれども、今、私が憲法改正も含め一番危惧しているのは、都市型の議員が増え続けることです。やはり憲法を改正して、地方の定数をしっかりと単純に人口で割り振るのではなくて、様々な国の営みというのは人だけではないので、それぞれの地方に政治家がしっかりいてこの国家があるんだということを主張するためにも投票率は大事で、我々が地方部でしっかり営みをしているというところを示したかったんですけど、我々が低くなったのか、都市部が高くなったのか、そこについては分析が必要ですけれども、特にこの佐賀県も50%台ということで低いと。逆に4割以上の人が投票に行けていないということで、極めて憂慮しております。ですので、どういう形でこの投票率を上げていけばいいのかというのは、これからの日本にとってとても大事な課題だと、特に地方部にとっては、と認識しております。
○西日本新聞
 県内2選挙区で立憲民主党が2議席を獲得したということについてはどのように受け止めていらっしゃいますか。
○知事
 そうですね。やはり健全な野党というものもしっかりあったほうがいいんじゃないのかなというふうに思いますが、私は、もちろん自民党さんが頑張っておられる、それに対して、対抗する勢力というものが、やはり国民が一定数望んでおられるだろうなと思います。そうした中で、いい形での、もともと小選挙区制というのは健全な政党が2つあって、そこが切磋琢磨するということが予定されていた制度なので、ぜひそこは佐賀県の場合は両方の候補者が大変優れていて、切磋琢磨している、極めて全国の中では誇っていいような選挙区だと思いますので、ぜひそうしたこの国の新しい形を切磋琢磨した形の中で佐賀県から出していくということもぜひ望んでいきたいと思います。

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