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新幹線西九州(長崎)ルート関連

○西日本新聞
 最後に、西九州新幹線についてお聞かせください。
 武雄温泉-長崎間の開業まで残り1年となりました。県内を見ていると、開業に向けた機運が正直高まっているようには見えません。知事は開業効果を活かさなければいけないということも発言しておりますけれども、今後どのように機運を高めて、具体的にどう生かしていこうとされているのか、考えをお聞かせください。
○知事
 今、それこそ新鳥栖-武雄温泉間については幅広い協議というものを続けているわけでありますけれども、それがどうなるかというのはまだ見えないわけですが、少なくとも今の形のままで十数年はいわゆる乗換方式というものがあるわけで。ですので、これをどう生かすのかというのはとても大事だと思っています。
 ちょうど今月は、来年行うDCキャンペーンの全国宣伝会議も行われるわけですけれども、武雄温泉駅から長崎駅間が、6割以上トンネルなんですが、直行できるというところ、しかも、短時間ではありますけれども、非常に興味深い状況になるんだと思っています。
 さらに、今回、JRさんも大村線と、あと、長崎本線を通って新たな特急を走らせるという計画も発表されましたし、そうした、今、西九州に行って、我々、長崎と佐賀の強みというのは、これまでずっと長い間培ってきた様々な伝統や歴史だったり、外国の窓口になってそれを活かしてきた、そして、それを商売にしてきた、それに関連する観光地も非常に多くあります。佐賀県の場合、先ほど説明したゲームやアニメとのコラボとか、そういったものもありますので、この西九州、伝統に裏打ちされた新しい、フレッシュな佐賀、長崎を見ていただくタイミングにぜひしたいと思いますので、これ、佐賀県だけでも、交付税措置抜いても260億円を投資しているんで、これはぜひとも回収しなければいけない。だから、佐賀県全県下回っていただく大きなきっかけにしなければいけないと思います。
 今、様々な各地域の取組を、うちの交付金で後押しもしておりますので、その気持ちをみんなこの開業に向けるように全力で取り組んでいきたいと思います。

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